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だれでもわかるSecond Lifeの「共に生きるための心得」コミュニティスタンダードの日本語解説(旧BIG6)

読むために必要な時間:23分20秒

Second Lifeのコミュニティスタンダードは、常に私たちのコミュニティが安全で尊重される環境を保つためにリンデンラボによって進化し続けています。2017年以前は、これらの基本的なルールが「BIG6」として一般に知られていましたが、コミュニティの成長と変化に合わせて更新が必要となりました。

このページでは、リンデンラボによる2017年の改訂版コミュニティスタンダードを、より多くの人が理解しやすいように「共に生きるための心得」として解説しています。これらのガイドラインは、Second Lifeコミュニティの安全と快適さを守るためのものであり、私たち一人ひとりの理解と協力が求められています。

リンデンラボによる「BIG6」から現在のコミュニティスタンダードへの更新は、私たちのコミュニティがどのように成長し進化してきたかを示しています。このガイドを通じて、Second Lifeコミュニティの現在のルールを深く理解し、共に豊かな体験を共有することを目指しましょう。

原文:COMMUNITY STANDARDS(英語)

共に生きるための心得:コミュニティスタンダードとは?

Second Lifeは、世界中のさまざまな文化や背景を持つ人々が集まる大きな仮想上のコミュニティです。私たちが共に楽しく、安全に生活するためには、互いに理解し合い、尊重することが必要です。そのための基本的な指針が、「共に生きるための心得」、つまりコミュニティスタンダードです。

この心得は、私たちが日々の交流の中で守るべき行動のガイドラインを提供します。それには、「自分が正しいと思っていることが、他人にとっても同じように正しいとは限らない」という認識を持つことが含まれます。異なる視点や価値観を持つ人々が共存するこの場所では、多様性を認め、お互いの違いを尊重することが、共生のために欠かせません。

「共に生きるための心得」は、単にルールや禁止事項を並べるのではなく、私たち一人ひとりが持つべき姿勢や心構えを示しています。これは、Second Lifeをより豊かで、より歓迎される場所にするための、みんなで目指すべき強い目標です。私たちの行動一つ一つが、コミュニティ全体の雰囲気や文化を形成していくため、互いに対する思いやりや、行動の責任を常に意識していきましょう。

1.「多様性を受け入れる心」を持とう:Second Lifeでの理解と尊重

Second Lifeは、世界中からさまざまな人々が集まる場所です。それぞれが異なる文化や背景を持っており、この多様性こそがSecond Lifeの豊かさを形成しています。共に楽しく過ごすためには、互いに理解し、尊重する心が必要です。

この理解と尊重の精神を育むためには、まず「不寛容」という概念に目を向けることが重要です。不寛容とは、人々の違いに対して理解や受け入れを拒む態度のことを指します。これには人種、国籍、性別、宗教、性的指向などに基づく否定的な態度や行動が含まれます。例えば、特定の人種や性別に対して偏見を持つ言葉を使ったり、特定の宗教や性的指向を持つ人々を排除しようとする行動などが、不寛容の具体的な例です。

このような不寛容な態度は、Second Lifeの多様性という価値を脅かし、コミュニティ全体の楽しみを損なう可能性があります。そのため、私たち一人ひとりが不寛容な行動を避け、人々の違いを受け入れることが大切です。異なる背景を持つ人々を理解し、尊重することで、より豊かで楽しいコミュニティが築けます。

不寛容の例としては:

では、私たちはどうすればいいのか?

「多様性を受け入れる心」を持つことで、私たちはSecond Lifeの豊かで多様な世界をより深く楽しむことができます。異なる人々を理解し、受け入れることで、互いに心地よいコミュニティを築きましょう。私たち一人ひとりの小さな努力が、大きな変化を生み出す力を持っています。

共に、理解と尊重を深め、多様性を受け入れる心を育てながら、素晴らしいコミュニティを作り上げましょう。

2.嫌がらせはしてはいけません:心地よい交流のために

Second Lifeでは、世界中から集まる私たち一人ひとりが、安心して楽しめる空間を作りたいですよね。そのために大切なのが、「嫌がらせをしない」ということ。嫌がらせとは、他人を不快にさせるような行動や言葉を使うこと。これには、攻撃的な言葉遣い、脅迫、不愉快なジョーク、無視や排除など、様々な形があります。

なぜ嫌がらせはいけないの?

では、どうすればいいのか?

みんなで守る、心地よいコミュニティ

3.暴行・暴力は絶対にだめです:仮想世界での安全と尊重

Second Lifeは、私たちが想像力を自由に表現し、さまざまな体験を共有できるユニークな場所です。ここでは、アバターを通じて自己表現を楽しみながら、世界中の人々と交流できます。しかし、この自由が、他人を威圧したり不快にさせる行動に使われることがあってはなりません。

バトルエリアやロールプレイをする場合はどうしたらいいの?という場合は「バトルエリアやロールプレイエリアでのガイドライン」を読みましょう。

物理的な「暴行」はどういう形をとるの?

アバターの外見の影響

仮想世界の影響は現実の心理にも

私たちにできること

安全な仮想世界のために

4.「心の安全圏」に気をつけよう:仮想空間におけるパーソナルスペースの尊重

Second Lifeなどの仮想世界において、一人ひとりが他人との間に自然と持つ心地よい距離感、つまり「心の安全圏」を尊重することは、健全なコミュニティを築く上で非常に重要です。この「心の安全圏」は、私たちが安心してリラックスできる個人にとっての「心理的な距離」や「プライベートゾーン」を意味し、相手を尊重し、安心感を持って交流するための基本的なエチケットとなります。

なぜ「心の安全圏」を尊重することが大切なのか?

実践するためのヒント

まとめ

仮想世界における「心の安全圏」の尊重は、相手への敬意を示し、お互いの快適な交流を促すために不可欠です。Second Lifeを含む仮想環境での交流では、現実世界のエチケットを踏まえつつ、仮想特有の状況にも配慮した行動が求められます。相手の「心の安全圏」を尊重することで、より豊かで安全な仮想世界の体験が可能になります。

5.アダルトコンテンツは適切な場所と相互同意のもとで行う:自由と責任のバランス

Second Lifeは、個人の趣味趣向や愛情表現の自由を尊重する、多様性に富んだ仮想世界です。アダルトコンテンツや性的な行為は、人間の基本的な側面の一つであり、この自由な空間内で表現されることもあります。しかし、この自由を守り、共存するためには、適切な場所とタイミングでの行動が不可欠です。

自由の背後にある配慮

まとめ:自由と共生のためのガイドライン

詳しくは、レーティング区分、コンテンツガイドラインをみてみよう。

6.プライバシーはとても大切です:あなたとコミュニティのために

Second Lifeのようなオンライン空間では、私たちの交流はデジタルの形で行われます。この環境では、プライバシーの尊重と情報の責任ある共有が、安全で信頼できるコミュニティを築く上で欠かせません。では、なぜ私たちはプライバシーを守り、情報を慎重に共有する必要があるのでしょうか。

プライバシーを守る理由

守らないとどうなるの?

まとめ:共に守る価値あるプライバシー

7.コミュニティの平和を守ろう:なぜそれが大切なのか

Second Lifeのようなオンラインコミュニティは、多様な人々が集まり、互いに交流する場所です。ここでは、一人ひとりの行動がコミュニティ全体の雰囲気に大きく影響します。平和を乱す行為は、単に個人間の小さな争いを超え、コミュニティ全体の信頼と安全を損なうことになりかねません。

平和を乱す行為の具体的な影響

だからこそ、私たちにできること

まとめ

8.他人に「なりすまし」をしてはいけない:コミュニティの信頼を守るために

Second Lifeでは、個性豊かなアバターを通じて自己表現が可能ですが、他人のアイデンティティを無断で模倣することは、コミュニティの信頼を損なう行為です。特に、他人になりすます行為は、被害者やコミュニティ全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

なりすましの影響

なりすましを避けるために

まとめ:信頼と安全のための共同努力

コミュニティルール違反への対応があるとどうなるのか

Second Lifeを含むオンラインコミュニティでは、全てのメンバーが安全で快適に過ごすために、一定のルールやガイドラインが設けられています。これらのルールは、コミュニティの価値を守り、健全な交流を促進するために不可欠です。では、これらのルールに違反した場合、どのような対応が取られるのでしょうか。

ルール違反の影響

ルールを守ることの重要性

まとめ