GShade4.2.0(2023年3月20日確認)は、リアルタイムに画面全体に様々な効果を付け加える無料の外部ツールです。 主にファイナルファンタジー14で使われることが多いですが、 Second Lifeにも対応(公式、Firestorm、BlackDragon)しています。 加工後の状態を見ながら撮影することができる点がとても優れています。
テクニックと呼ばれる画面効果は300以上あり、それぞれ細かく調整ができます。 それらの組み合わせたものがプリセットです。 このプリセットは、有志によって配布もされているため、誰でも気軽に素敵な写真を撮ることができます。
GShadeでの撮影はモニターの解像度に依存します。 もし綺麗で高画質な写真を撮る場合は、4Kや8kなどの次世代の映像規格が表示できる環境が必要です。
SL上で背景をぼかしてから、GShadeのプリセット「EG11 - 05 - Pastel Warm」を使用 (qMXAO「qUINT_mxao.fx」、ADOF「qUINT_dof.fx」を無効)
画像加工で有名なPhotoshopと比較です。無料の画像加工ソフトでも同じです。
GShade
Photoshop
GShadeは、リアルタイムに画面を変更してくれるため、写真だけでなく動画も可能です。 画像加工に特別な知識がなくてもプリセットを選ぶだけで、雰囲気のいい写真を作ることが可能です。 ただし、リアルタイムで表示するため、パソコンの負荷が余計にかかります。
画像加工で有名なPhotoshopは、撮影後に写真データを加工します。 細かな調整が可能なPhotoshopですが、ある程度の知識と経験が必要で、 目的とする絵が明確にイメージできていないと、思ったような加工ができません。 加工後の画像を使うため、パソコンの負荷をへらすことができます。
それぞれ利点がありますので使い分けたり組み合わせをして、表現したいものをつくっていきましょう。
最初に保存場所の確認を行いましょう。
設定タブ→スクリーンショットの項目です。
プリセット一覧からプリセットを選んで調整するだけです。
「Global Preprocessor Definitions」はテクニックの細かな調整ができます。
ダウンロードは公式サイト(https://gposers.com/gshade/)から行います。
基本的に指示に従ってインストールすれば問題ありませんが、途中でexeファイルの場所を指定する項目がでてきます。 そこにはSecond Lifeのビューワーを指定することで紐づけすることが出来ます。
紐づけ忘れた場合は、後から「GShade Control Panel」で追加や削除ができます。 (アップデート後はとくに注意を)
入ってるプリセットは、調整したら戻せなくなることもあります。(リセットとかがないため)
プリセットの多くはFF14に最適化されています。 Second Lifeでの利用は想定されてないものもあるため、思ったような絵にならないこともあります。
今後Second Lifeに最適化したプリセットができることを祈りましょう。
GShadeにゲームを登録することによって、ゲームを起動するだけでGShadeを利用できるようになります。 GShade単体での起動はありません。
「GShade Control Panel」から行います。
ゲームの追加削除は「INSTALLATIONS」のタブから行います。
2023年2月、「Gshade」製作者が、想定外の利用を阻止しようとして非公開の機能を勝手に追加しいて、大きく問題になった。 「Reshade」で「Gshade」の機能を使えるよう改造して使えるようにした人が出てきたため、それを止めようと無断で更新を行った。 そのため、Gshade利用者に想定外の動作をおこしたと騒ぐ人たちがでてきて炎上したようです。 実際に日本人で、不具合にあった方を特定できませんでした。 どのくらいの範囲まで影響があったか不明です。
「Gshade」は一度、配布や使用を停止したあと、サイトを移転し現時点(2023年3月20日)では普通に使えています。
参考
FF14の記事しかでてきませんでした。