Second Lifeで困った相手から身を守る方法:ブロックする方法と注意点

Second Lifeでは多くのユーザーが関わり合いながら活動しています。そのため、時には人間関係のトラブルが発生し、精神的な苦痛を感じることもあります。このガイドは、そんな時に役立つ情報を提供し、困った相手から自己防衛するための方法や、ブロック機能の限界についてわかりやすく解説します。

ブロック機能を使うことで、特定のアバターを見えなくすることが可能です。ただし、ブロックしても相手にはあなたのアバターやチャットが見えますし、物理的に接触することも可能です。

アバターをブロックする手順

  1. アバターまたはレーダーなどのリストから、ブロックしたい相手を右クリックします。
  2. メニューから「ブロック/ブロック解除」を選びます。
  3. 解除はブロックリストウインドウでおこなえます。

ブロック機能を使うことで、相手からのチャットメッセージが見えなくなります。ただし、相手は依然としてチャットメッセージを送信できます。

アバターをブロックする

  1. ブロックすることで相手からのチャットメッセージが見えなくなります。

チャット通知設定

  1. チャットレンジ内に入った際の通知をオフにします。

IMを制限する手順

  1. メニューバーの「アバター」>「環境設定」>「プライバシー」>「私にコールしたりIMできるのは、フレンドとグループだけ」で、非フレンドからのIMを受け取らない設定にします。

レーダーの設定を変更することで、ブロックした相手がレーダーに表示されなくなります。 ただし、ブロックした相手が近づいたことがわからなくなるため、注意が必要です。

レーダー設定の手順

  1. レーダーのウインドウを開きます。
  2. 設定オプションをクリックします。
  3. 「ミュート/ブラックリストにしたアバターを表示」のチェックマークを外します。

※初期状態では 「ミュート/ブラックリストにしたアバターを表示」にチェックがはいってます

相手から完全に自分を見えなくする方法はありません。ブロックしても相手にはあなたのアバターが見え、オープンチャットも同様に相手に見えます。 土地管理者である場合は、区画を区切ることで、アバターを区画外から見えなくする方法があります。

物理的な干渉は防げない

  1. 相手が物理的に体当りしてきた場合、あなたも動いてしまいます。また、複数人が座れる家具では相手も座ることができ、操作も可能です。

フレンドリストのオンラインステータスを非表示にすることで、特定のユーザーからオンライン状態を隠すことが可能です。 ただし、グループのメンバー一覧や、特定のHUDやスクリプトを使用すると、依然としてオンライン状態を確認される可能性があります。

フレンドリストのオンラインステータスの非表示手順

  1. フレンドリストを開きます。
  2. オンライン状態を隠したい友達の右端にある目のアイコンをクリックします。

Second Lifeのブロック機能は、簡易的な機能しかありません。そのため多くのトラブルには対応できないことがおおいです。そのため、以下のような対応も必要かもしれません。

土地の権限を持つ人に依頼する

  1. トラブルを起こす人物を入れないように、土地のオーナーや管理者に相談することが重要です。
  2. 「世界」>「土地情報」>「アクセス」で土地のアクセス制限を設定することができます。

アカウントを分ける

  1. 新しいアカウントを作成することで、オンライン状態を知られないようにすることができます。ただし、既存のアイテムや人間関係を維持することは難しくなります。
  2. 利点: オンライン状態を隠すことができ、トラブルから逃れる手段として有効です。
  3. 欠点: 新しいアカウントでの再スタートには時間と労力がかかります。

複数のアカウントを使い分ける

  1. 必要に応じて複数のアカウントを使い分けることもできます。これにより、特定の活動や人間関係を分けて管理することが可能です。
  2. 注意点: 複数のアカウントを管理するためには手間と費用がかかる場合がありますが、自己防衛のためには有効です。

複数のアカウントを持つことは、適切な理由があればSecond Lifeの規約に反することはありません。自分の安全を守るための有効な手段として利用することができます。