テレポーターと特徴と種類

Second Lifeの移動手段で、施設内を移動する手段に使われる装置がテレポーターです。

一般的に同じSIM同じ区画の中を移動する手段で使われます。

テレポーターはSitテレポーターと地図テレポーターと体験テレポーターの2種類があります。

Second Lifeでよく見るテレポーターはSitテレポーターです。 テレポーターという名前ですが、実際には瞬間移動をしていません。 これは座ったオブジェクトがとても速い速度で移動する乗り物です。

構造はかんたんです。 アバターがテレポーターに座るとアバターと一緒に目的地まで移動して、 アバターを立たせてテレポーター自体は元の位置に戻ります。 つまり、瞬間移動をしているわけではなくて、とても速い速度で移動してる乗り物のようなものです。

スクリプト制限の問題で、移動元と移動先が同じSIM内であることと、 オブジェクトの侵入が可能な区画でなければなりません。 自分が所有してる一つの区画なら問題ないですが、 区画と区画の間に他の人が所有してる区画がオブジェクトの侵入を禁止してると、 テレポートに失敗して、あなたとテレポーターは元の位置に戻らず空中に残ります。

20211003-150614.jpeg L$10で安価でよく使われる。2つ置くと勝手に繋がる。3つ以上置くとダイアログがでて目的地を指定できる。グループを分けるとそれぞれのテレポーターを同時に使える。同じ区画ならだいたいこれ一つで足りるかも。見た目の改変がしにくい。

触ると地図が開いて、移動先を表示するタイプです。 地図が開いて、テレポートボタンを押す必要がありますが、 別のSIMに移動することも可能です。 体験が無かったときは、SIM外に移動してもらう手段として、地図テレポーターが使われてきました。

雰囲気が良くないのと、ランドマークでの移動とあまり変わらないため、見かけることが少ないです。

体験テレポーターは、体験(Experience)の機能を使ったテレポーターです。 多くの方が想像する瞬間移動する装置そのものの動きをします。 アバターが操作することなく自然な形で移動することが可能です。

体験という機能を使うので、スクリプト製作者がプレミアム会員で体験を管理できる人、 またそのテレポーターを利用する人が最初にその体験を許可する必要があります。 準備の段階では非常に制限が多いですが、移動するアバターは特に操作することもなく SIMを超えて一瞬で移動することができます。

テレポータースクリプトのサンプル」で掲載しています。