Second Lifeの会話術 - コミュ障な人でもできるコミュニケーション!

Second Lifeをやっていて多くの人が悩んでいるのは「コミュニケーションの悩み」でしょう。 気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えることが非常に難しいです。 アバターを通してるとはいえ、現実世界のように細かな表情や仕草、声も細かな抑揚もわかりずらいという状況ですので、難易度が高くなっていると思います。 それをすこしでもスムーズにできる工夫をみなさんと考えていけたらと思います。

営業職でもなんでもない、どちらかというと「コミュ障な人」が頑張って書いた記事です。

  • Second Lifeを始めたばかりの方
  • コミュニケーションに苦手意識のある方
  • コミュニケーションが取れるようになりたい方
  • フレンドを増やしたい方

Second Lifeでは、ボイスチャットも可能ですが、テキストチャットを中心に解説をしていきます。

あなたのプロフィールは誰でも、見ることができる公開された情報です。 ここに書き込む内容は自由です。 でも「誰かと仲良くなりたい」、「仲良くなりたい人がいる」という場合は、 とても重要になってきます。 あなたに少しでも興味を持ってくれた人は、プロフィールを開いてくれることが多いです。 あなたが仲良くなりたい人は、プロフィールを開くときに何を知りたくて開くのかを考えてみましょう。

私がおすすめするのは、「あなたが好きなこと」を書くということです。 あちこち見て回るのが好き、おしゃれをするのが好き、音楽が好き、〇〇を作るのが好き、色んな人とお話をするのが好きという形でいいと思います。

また、TwitterやflickerなどのSNSのURLを書き込むのも一般的です。

  • 名前の読み方(読みにくい場合など)
  • 好きなこと
  • 普段してること
  • TwitterなどのSNSのURL

プロフィール画像は、アバターの顔が写ってる画像が一般的です。 これは証明写真のようなものです。

またプロフィールのピックのタブに、よく行く施設を入れておくといいかなと思います。 参加グループも見せるためのものをピックアップして表示しておきましょう。 すべて非表示だと、逆に怖いです。

プロフィールを設定しよう

通常のテキストチャットは、あなたを中心とした20メートルの範囲に聞こえます。 叫んだり、ささやいたりして、この範囲を調整できます。

  • Ctrlキーを押しながらEnterキーを押して発言すると叫んで100メートルまで届く
  • Shiftキーを押しながらEnterキーを押して発言するとささやきになり10メートルの範囲に届く

チャットの方法(Second Life公式wiki)

また、ボイスチャットの場合は、音声を拾うためのマイクが必要になります。 できれば内蔵されてるマイクではなく、ヘッドセットや設置タイプのマイクを選ぶようにしましょう。 オーディオ関係の品質は、値段にある程度比例します。 ボイスチャットは値段も難易度もあがりますし、Second Lifeのボイス系のサーバーも不安定なときもあります。 また、すべての人が音を聞いたり声を出せるとは限らないのがSecond Lifeです。 あと住民の年齢の幅も非常に広いのがSecond Lifeの特徴でもあります。 ボイスチャット自体が敷居が非常に高いです。 そのため、まずはテキストチャットから会話を始めるつもりでいきましょう。

主に一対一で会話するときにつかうのがIMです。 参加者と自分のみがみえるテキストチャットやボイスチャットになります。 複数人でも参加できるので、状況によって使い分けます。

IMもするのにためらったりしますけど、確実に相手に届きます。 また、相手がオフラインでもある程度伝わるようになっています。 発言数や保存期間はあまり多くありません。

長文の場合は、ノートカードを送るのでもいいかもしれませんが、基本的にそこまですることはまずありません。 お店の問い合わせでノートカードを指定してくる場合もあります。 殆どがIMで済ませることができますので、なれておきましょう。

まずは心構えです。 相手への興味関心を持つこと、そしてそれを表現するように心がけましょう。 相手のアバターがどんなに素晴らしいとか、素敵なお家に住んでるとか、 なにか自分が相手の中で興味を惹かれることを探すのが第一歩です。

服屋さんの人でも、家具を作ってる人でもかまいません。 Second Lifeはすべて同じ住民がものやサービスを作っています。 なので直接、あなたの気持ちを伝えることもできます。

私は、購入したアイテムにちょっと疑問に思ったことや、 明らかにおかしい部分とかみつけたら直接IMを送ったりします。 その時一緒に、この商品がどのぐらい素晴らしいかを一緒に伝えてるようにしています。

良い友達関係は必ず見知らぬ者同士から始まります。 現実世界でもSecond Lifeでも、変わりません。

Second Lifeでは、多くの国から参加します。 生活習慣も違えば、活動する時間も変わります。 当然、メッセージにすべて返事できないときもあります。 人によってはプロフィール欄に連絡方法が書いてある場合もあります。 こういうことはしてほしくないと書いてある方もいます。

プロフィールをうまく読み取れるように、色んな人のプロフィールを覗いてみましょう。 そこから、話題を見つけることもできますし、SNSをたどって交流することできるかもしれません。

ひとこと「あいさつ」をするだけで、「あなたに警戒してないですよ」、「仲良くしたいんですよ」っていう意思を伝えることができます。

簡単に「こんにちは」で問題ないです。 以前に会ったことがあれば「おっす」とか「やっほー」とかでも問題ないと思います。 テキストチャットの場合は、直ぐに反応が帰ってこないかもですが、大体の場合は返してくれます。 タイミング悪いと返事がないかもですが、しないよりマシです。 返事がなくても気にしないことです。 あいさつしたときのデメリットは無いので、とりあえずしておきましょう。

ジェスチャーのあいさつでもいいと思いますが、施設によって「音を出さないで」と指定している場合もあるので、 周囲の状況をよく観察してから使うようにしましょうね。

なかなか難しいですが、初めましての人には名乗るのがいいかなと思います。 頭の上にアカウント名や表示名はでていますが、英語表記や漢字の読み方が必ずしも相手が理解できるとは限りませんので。

名前の話になれば、話題が広がったりします。簡単な自己紹介をしあう流れになるかもしれません。

一対一なら話しかけられるという方でも、 でも施設やたまり場に入った時には、すでに複数人の会話の輪が出来ているとどうやって混ざろうか悩むことがあります。 すでに楽しそうな雰囲気で、自分が入ると流れを切ってしまいそう、そんなときはどうしたらいいのでしょうか。

  1. 周囲の話を聞く
  2. あいずちをする
  3. 自分が入れそうな話題なら発言する

まず、どういった話をしているのかをききましょう。 複数人が話してる中で、突然割り込むような形になるのは、できれば避けたほうが良さそうです。 基本的に人は、「自分のことを知ってもらいたから話したい」という欲求があります。 そのため、相槌やうなずく動作などをしていくというのがいいと思います。

その会話の中心的な人がいる場合、あなたに話を振ってくれる場合があります。 そのときはじめて、あなたが話すというのが、一番だと思います。 でも、私自身、話が下手なので、この状況でうまく返せないと感じることが多いです。 それでも失敗してでもいいのでなにか返答するというのがいいと思います。 あとあと、細かい文章やニュアンスとかはみんな忘れます。 なんとなくいい話をしたなって最後に思えれば、細かいことは気にしなくても大丈夫です。

あなたが話すタイミングになって、してはいけないのが、「相手が答えにくいことを求めない」ということです。 答えにくい話をすると、スルーされる確率が高くなってしまいます。 難しい話はしない、難しい言葉や単語を避ける、そしてできたら「答えがある程度決まってる話をする」、といったものから始めます。 実際、ほとんどの話は内容がないものがほとんどです。 お話をしている時間が、たのしいと思えれば難しくする必要はありません。

またどうしても、話に入ることが難しい場合は、自分の場所を作るというのも手です。 すこし準備や手間がかかりますが、Second Lifeでいえば、カフェやBARのような施設をつくり、あなたが会話の進行役になってみるというのも良い手です。

話していて楽しかったと感じる相手は、どんな相手でしょうか?

  • 自分に興味を持ってくれる
  • 話を聞いてくれる
  • 共感してくれる
  • 褒めてもらえる

「面白い話」をする人って、意外とおぼえてない気がします。 実は面白い話をするより、話を聞くというのはかなり難しいです。 だって相手のことをよく観察してちゃんと考えないとできません。

  • 相手の話に興味を持つ
  • 相手の話にあいづちを打つ
  • 相手の話にリアクションする
  • 積極的に肯定・同意する

簡単な「うん」「はい」「なるほど」「いいですね」でいいと思います。 こういった、あいずちはできれば積極的にしていきたいところです。難しいですが。

自分の発言の文字数が、相手の発言の文字数より少なくなるように、うまく会話をしていきましょう。

「話が続かない」というので悩むこともあります。 「うん」や「はい」だけの受け答えだけだと、そこで話が終わってしまうことも多いです。

これの対処としては、「質問をする」です。 これも非常に難しいことで、訓練をしたプロでも間違うものです。 基本的には、相手が質問してほしいことを質問するのが答えですが、非常に難しいです。

Second Lifeで一番の質問しやすいのは、アバターに関することです。 頭や体、服など、実はSecond Lifeではお天気の話題以上に頻繁に話題に上がります。 みなさんは、アバターについてうまく行ったことや、苦労してることなど、 ほとんどの方が悩んだり工夫したりと、普段から時間を使っています。 ぜひ、「容姿から褒める」というのからやってみてはいかがでしょうか?

相手が若い容姿のアバターなら「かわいい」を連呼しましょう! 「その服どこで買ったの?」と流れができますね。 Second Lifeなら、新作服のイベントやセール情報の話題は尽きません。

フレンド登録ができて、相手がオンライン状態なとき、IMをしたり、会いに行くかどうか悩むことがあります。 Second Lifeの仕様上、相手の場所は初期状態で非公開になってる場合がほとんどです。 お家を紹介された場合、相手がその場所に居ることがありますが、「自由に使って」と言われてなければ、 一言声をかけてから行くのがいいのかなと思います。

公共性の高いたまり場に居る可能性が高いなら、とりあえず行って様子をみてきましょう。 運良く相手がいた場合は「◯◯さんに会いに来ました!」というだけでもいいです。 会うこと自体が意味のあることなので、そのあと用事があったとしても一言だけ伝えて移動してもいいかなと思います。 一回で長く過ごすよりもできるだけ多くの回数を会うというのは、とても良い流れを生みます。 IMだけでも、ちょっとあいさつするのもいいかなって思います。 これも、なかなか難しいですけど。

Second Life特有の問題かもですが、相手に自分がいる場所にテレポートを誘う機能があります。 日本人は、よくわからない海外の人から誘われることがおおく、怖いと感じてる人も多くいます。 なのでもし誘う場合は、いきなりでなく一応断ってからテレポートを送って、だめだったとしてもあまり気にしないようにしましょう。

最近のSecond Lifeの住民は、TwitterなどのSNSのアカウントを持ってる場合が多いです。 でも、Second Life住民の国や年齢層の幅がとてつもなく広いので、すべての人がやってるとは限りませんが、 SNSのアカウントを持ってる人は、同じ趣味の人と交流がもちたいと思ってる人も多いです。

Second Life以外でつながっておく利点としては、相手のことがわかるだけでなく、 ログインのタイミングがわかったり、今何をしているかがわかり、じゃあ一緒に遊ぼうって流れになりやすいです。 インワールド内で交流がなくても、仲良く可能性はあります。 Twitterをやっていなかった場合はぜひチャレンジしてみてくださいね。 人によってはSecond Life専用のアカウントを作ることもあります。 便利な連絡手段のひとつとして活用しましょう。

Second Lifeでは集合写真やツーショットを撮って、twitterなどSNSに投稿する事が多いようです。 twitter上では毎日誰かが写真を投稿しています。自分も仲の良い人と写真をとって公開したい。 でもどうやって、お願いしようか悩むというのはあると思います。

まず必ず行ってもらいたいのが、相手や周囲にいる人に許可をもらうことです。 ただ、例外もあって公共性の高い場所やイベントは、そこまで厳密じゃなかったりします。 とくにその場所の主催者が率先してTwitterなどに投稿してる場合は問題ないです。

それとは別に、多少プライベートな場所だったりする場合です。 基本的に、その場所にいる人に「写真を撮ってTwitterに載せたいけどいいかな?」って聞いてみるといいと思います。 人によっては、一緒に誰かと仲良く写ってるのを広められたくない人、 撮影場所でどこに居るかわかるのが広まってほしくない人、などなど、いろいろあります。 えっちな写真だったりするとわりと問題になることもあるので、確認はちゃんとしておきましょう。

「初めて会った記録として撮りたい」「お近づきのしるしに」「仲良くなった記念に」など理由つければ良い返事がもらえるかもですね。 また「今日はツーショット写真だけ撮りに来た!!」といきなり撮らせてもらうのもありだと思います。

会話に楽しく参加できて、話が盛り上がって終わりが見えない状態で、急用や寝なくては明日困ってしまうっていうときがあります。 いわゆる帰りづらい状態です。どうしたらいいのでしょうか。できればそっと消えたい。 すっと消えてもいいかもですが、それほど気にはしないかもですができれば一言いってからがお互いにいいですよね。

Second Lifeでよく使うのは、「そろそろ移動しますね」「そろそろ寝ます」「呼ばれたので移動しますね」というような一言でいいと思います。 さらに余裕があれば、「楽しかったです」「また来ます」と一言添えるといいかもしれません。

また、次にいつ同じような形でお話できるかわからない、 でもまだお話したいときはTwitterなどのDMで一言送るのも手です。

もともとはVRチャットの記事をSecond Lifeに書き換えて、 私はこういうときはこうするよ!普段こういうこと考えてお話してるよ!というのを書きました。 私は、かなり口下手で、あまり交流を多く持ちたいと考えてるわけではないので、 一般的な人とずれてるところもあるかもしれませんが、なにかヒントになればと思ってまとめました。

もし、色々悩みがあるなら私「SnowPastelのTwitter」に連絡いただければ、 一緒に悩んで考えることはできます。 フォローや、フレンド申請などもお気軽にどうぞです。