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dic:community-standards [2022/07/26 15:27] – 外部編集 127.0.0.1 | dic:community-standards [2024/02/24 12:09] – [違反をするとどうなるの?] snowpastel | ||
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====== だれでもわかるコミュニティスタンダード(日本語解説) ====== | ====== だれでもわかるコミュニティスタンダード(日本語解説) ====== | ||
- | みんなでこれだけはしないようにしようという目標みたいなものです。\\ | + | ここでは、リンデンラボのコミュニティスタンダートを直訳ではなく日本語でわかりやすく説明を加えたものになります。 |
- | こういったものは、実はたくさんあふれています。\\ | + | |
- | みんなで正していって解決をしていこうというものです。 | + | |
- | + | ||
- | セカンドライフは多くの地域から様々な人種や民族が参加しています。\\ | + | |
- | あなたが正しいと思ったことが、相手にとって正しくないことも多くあります。\\ | + | |
- | 自由のために、これらのことを意識して行動していきましょう。 | + | |
+ | ※初期の文章は2022年で、2024年2月に修正や加筆を大幅に行いましたが方向性や伝えたい内容は変えていません。 | ||
詳細:[[https:// | 詳細:[[https:// | ||
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{{INLINETOC}} | {{INLINETOC}} | ||
- | ===== 日本語で読んでみましょう | + | ===== 共に生きるための心得:コミュニティスタンダードとは? |
- | ==== 差別はいけません ==== | + | セカンドライフは、世界中のさまざまな文化や背景を持つ人々が集まる大きな仮想コミュニティです。私たちが共に楽しく、安全に生活するためには、互いに理解し合い、尊重することが必要です。そのための基本的な指針が、「共に生きるための心得」、つまりコミュニティスタンダードです。 |
- | 知らないからで済まされない、とても大切なことです。 | + | |
- | 知らないうちにあなたの言動や行動で、相手を傷つけたり、バカにしたりしているかもしれません。 | + | |
- | セカンドライフにかぎらず、多くの場所で「差別」が日常的に行われています。 | + | この心得は、私たちが日々の交流の中で守るべき行動のガイドラインを提供します。それには、**「自分が正しいと思っていることが、他人にとっても同じように正しいとは限らない」**という認識を持つことが含まれます。異なる視点や価値観を持つ人々が共存するこの場所では、多様性を認め、お互いの違いを尊重することが、共生のために欠かせません。 |
- | すべてを理解する必要はありませんが、してはいけないことを少しずつでもいいので学んでいきましょう。 | + | |
- | 差別になるもの | + | 「共に生きるための心得」は、単にルールや禁止事項を並べるのではなく、私たち一人ひとりが持つべき姿勢や心構えを示しています。これは、セカンドライフをより豊かで、より歓迎される場所にするための、みんなで目指すべき強い目標です。私たちの行動一つ一つが、コミュニティ全体の雰囲気や文化を形成していくため、互いに対する思いやりや、行動の責任を常に意識していきましょう。 |
- | * 人種(肌の色) | + | |
- | * 民族(アジア系の民族など) | + | |
- | * 性別 | + | |
- | * 宗教 | + | |
- | * 性的指向(ゲイ、レズ、LGBTQなど) | + | |
+ | ===== 1.不寛容について:理解と尊重の大切さ ===== | ||
- | なにも言えないじゃんって思うかもしれないけど、言葉を選んだり、 | + | セカンドライフは、世界各地から様々な背景を持つ人々が集まる場所です。この多様なコミュニティで共に楽しく過ごすためには、「不寛容」という概念を理解し、避けることが重要です。不寛容とは、人々の違いに対して心を閉ざし、理解や受け入れを拒む態度のこと。これには、人種、民族、性別、宗教、性的指向などに基づく否定的な言葉遣いや行動が含まれます。 |
- | 言い方ややり方を変えるだけでも、印象やニュアンスが変わります。 | + | |
- | ==== 嫌がらせはしてはいけません ==== | + | 不寛容の例としては: |
- | 嫌な気分になるような振る舞い、威圧的な行動、おどす行為はしてはいけません。 | + | * 他人の文化や価値観を軽視するコメントやジョーク。 |
+ | * 誰かをその人の属性で判断し、一般化する発言。 | ||
+ | * 異なる生き方や考え方を持つ人々に対する偏見や差別。 | ||
- | これは相手によって変わってきます。 | + | では、私たちはどうすればいいのか? |
- | なので、行動や言動はできるだけ丁寧に行っていきましょう。 | + | |
- | 行動だけでなく、アバターの外観も威圧的だったり攻撃的なものも、含まれます。 | + | * 理解を深める:他人の文化や価値観について学び、理解を深めましょう。知識は、偏見や不寛容を減らす鍵です。 |
- | ==== 暴行・暴力は絶対にだめです | + | * 言葉を選ぶ:言葉一つ一つには力があります。相手を尊重し、心地よいコミュニケーションを心がけましょう。 |
- | 銃やナイフなどで相手を攻撃するような振る舞い、 | + | * 違いを受け入れる:私たち一人ひとりはユニークです。異なる背景や視点は、コミュニティを豊かにします。 |
- | 相手を押したり飛ばしたりする、 | + | |
- | こういったいじめに繋がる行動はしてはいけません。 | + | |
- | また、こういったことをする目的のアイテムの作成もしてはいけません。 | + | 共に快適なコミュニティを |
- | ==== 相手との距離感を考えて行動しよう | + | * 「不寛容」は、一見すると難しい概念かもしれませんが、要は「異なる人々を理解し、受け入れることの大切さ」を指します。セカンドライフのような多様性に満ちた世界では、互いの違いを認め合い、尊重することで、より豊かで心地よいコミュニティが築けます。私たちの小さな心がけが、大きな変化を生み出す第一歩になります。共に、理解と尊重の精神を育み、素晴らしいコミュニティを作り上げましょう。 |
- | 相手が不快に思わない距離感を保つことです。 | + | ===== 2.嫌がらせはしてはいけません:心地よい交流のために ===== |
- | 自分の動きや身振り手振り、相手との位置関係に気を配れるようにしましょう。 | + | |
- | たとえば、カップル用やアダルト用の椅子などの家具に一緒座るのは、 | + | セカンドライフでは、世界中から集まる私たち一人ひとりが、安心して楽しめる空間を作りたいですよね。そのために大切なのが、「嫌がらせをしない」ということ。嫌がらせとは、他人を不快にさせるような行動や言葉を使うこと。これには、攻撃的な言葉遣い、脅迫、不愉快なジョーク、無視や排除など、様々な形があります。 |
- | 相手に許可をとってからにしよう。 | + | |
- | なかよしであっても、一声かけるのがいいです。 | + | |
- | なんでもあなたの想像で勝手に判断して、行わないということです。 | + | |
- | ==== えっちなことは専用の場所で! ==== | + | |
- | * どこでもまずはちゃんと服を着る | + | |
- | * G区分の場所では誰が見ても良いような服装や行動をする | + | |
- | * M区分でエッチなことをするときは室内でする | + | |
- | * A区分でもエッチをするときはその場所の決まりを守って行動する | + | |
- | セカンドライフでは、みんなが行くことができる公共施設やお店やたまり場、それぞれの自宅、特別なものやサービスをしている場所など大きく3つの場所にわかれています。服装や行動は、場所にあわせて変えていこう! | + | なぜ嫌がらせはいけないの? |
- | * G区分:公共の施設です。 | + | * 感じ方は人それぞれ:自分にとっては冗談でも、相手にとっては傷つく言葉かもしれません。みんなが心地よく過ごせるよう、言葉一つ一つに気を配りましょう。 |
- | * M区分:一般的なお店や住居があります。 | + | * 安全なコミュニティ:嫌がらせがあると、安心して交流できる場が失われます。私たちのコミュニティは、誰もが安全に感じられる場所であるべきです。 |
- | * A区分:えっちなことで商売をするところ。 | + | * 信頼関係の破壊:嫌がらせは、人と人との信頼関係を壊します。互いに信頼し合い、支え合う関係を大切にしましょう。 |
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+ | では、どうすればいいのか? | ||
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+ | * 思いやりを持って:言動には、常に相手への思いやりを持ちましょう。相手がどう感じるかを考え、優しさをもって接することが大切です。 | ||
+ | * 違いを受け入れる:私たちは皆、違う背景や経験を持っています。その違いを理解し、受け入れることで、より豊かな交流が生まれます。 | ||
+ | * 相談する:もし嫌がらせに遭遇したら、または誰かが嫌がらせをしていると感じたら、遠慮なく相談しましょう。一人で抱え込まず、コミュニティを支えるシステムや仲間を頼りにしてください。 | ||
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+ | みんなで守る、心地よいコミュニティ | ||
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+ | * コミュニティ内での嫌がらせは、ただちにその場の雰囲気を悪くするだけでなく、長期的にはコミュニティの健全性を損なうことにもつながります。私たち一人ひとりが、互いに尊重し合い、思いやりを持った行動を心がけることで、セカンドライフを、もっと楽しく、もっと安全な場所にすることができます。心地よいコミュニティは、私たちの小さな心がけから生まれます。一緒に、より良いセカンドライフを作り上げましょう。 | ||
+ | ===== 3.暴行・暴力は絶対にだめです:仮想世界での安全と尊重 ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeは、私たちが想像力を自由に表現し、さまざまな体験を共有できるユニークな場所です。ここでは、アバターを通じて自己表現を楽しみながら、世界中の人々と交流できます。しかし、この自由が、他人を威圧したり不快にさせる行動に使われることがあってはなりません。 | ||
+ | |||
+ | バトルエリアやロールプレイをする場合はどうしたらいいの?という場合は「[[community-roleplay-etiquette]]」を読みましょう。 | ||
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+ | 物理的な「暴行」はどういう形をとるの? | ||
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+ | * Second Lifeでは、アバターを押したり、飛ばしたりするスクリプトやアイテムが存在します。これらは、他のユーザーに対して不快感や恐怖を与える可能性があります。 | ||
+ | * 武器の外見をしたアイテムや、攻撃的なポーズをとるアニメーションも、他人を威圧する形となり得ます。 | ||
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+ | アバターの外見の影響 | ||
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+ | * アバターの外見は自由に選べますが、その自由が他人を不安にさせるような選択につながることがあります。恐怖を感じさせるようなアバターのデザインや、攻撃的な服装は、コミュニティ内での安全な環境を損なうことになりかねません。 | ||
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+ | 仮想世界の影響は現実の心理にも | ||
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+ | * 多くの研究によって、仮想世界でのアバターに対する攻撃や威圧的な外観が、現実の身体的な暴力と同様に、受け取る側の脳にストレスや恐怖を引き起こすことが指摘されています。このような行動は、仮想世界であっても、人々の感情や心理状態に深刻な影響を与え、長期的なストレスや不安を引き起こす可能性があります。 | ||
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+ | 私たちにできること | ||
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+ | * 配慮あるアバターの選択:自己表現は素晴らしいことですが、他のユーザーを尊重し、不快にさせないようなアバターの外見を選びましょう。 | ||
+ | * 平和的な交流:問題が生じた際には、暴力的なスクリプトやアイテムを使うのではなく、対話を通じて解決を図りましょう。 | ||
+ | * サポートを求める:自分や他人が不適切な行動に遭遇した場合は、遠慮なくサポートを求めてください。コミュニティは、あなたを支援するために存在しています。 | ||
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+ | 安全な仮想世界のために | ||
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+ | * Second Lifeでの体験は、私たち全員が安全で快適に過ごせることによって、より豊かなものになります。暴行や暴力のような行動は、この素晴らしい仮想世界を楽しむ上で許されることではありません。私たち一人ひとりが、互いに尊重し、支え合うことで、Second Lifeをもっと素敵な場所にすることができます。みんなで、安全で心地よい仮想世界を守り、育てていきましょう。 | ||
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+ | ===== 4.「心の安全圏」:仮想空間におけるパーソナルスペースの尊重 ===== | ||
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+ | Second Lifeなどの仮想世界において、一人ひとりが他人との間に自然と持つ心地よい距離感、つまり「心の安全圏」を尊重することは、健全なコミュニティを築く上で非常に重要です。この「心の安全圏」は、私たちが安心してリラックスできる個人にとっての「心理的な距離」や「プライベートゾーン」を意味し、相手を尊重し、安心感を持って交流するための基本的なエチケットとなります。 | ||
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+ | なぜ「心の安全圏」を尊重することが大切なのか? | ||
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+ | * 快適な交流のために:アバター間の適切な距離を保つことで、互いに快適なコミュニケーションが可能になります。急に近づき過ぎると、相手を不快にさせる原因になることがあります。 | ||
+ | * 文化的な違いの理解:文化によって、快適と感じる距離感は異なります。多様なバックグラウンドを持つユーザーが集まる仮想世界では、このような違いにも配慮することが求められます。 | ||
+ | * セキュリティ感の確保:特に新しい人との交流では、相手のセキュリティ感を考慮し、適切な距離感を保つことが重要です。突然の密接な接近は、相手にストレスや不安を与えかねません。 | ||
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+ | 実践するためのヒント | ||
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+ | * 相手の合図を見逃さない:相手が後退したり、会話を避けたりする場合は、それが「もう少し距離を置いて」というサインかもしれません。相手の反応に注意を払い、必要に応じて距離を調整しましょう。 | ||
+ | * コミュニケーションを大切に:不明確な場合は、直接コミュニケーションを取ることで、相手の快適な距離感を尋ねることができます。 | ||
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+ | まとめ | ||
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+ | 仮想世界における「心の安全圏」の尊重は、相手への敬意を示し、お互いの快適な交流を促すために不可欠です。Second Lifeを含む仮想環境での交流では、現実世界のエチケットを踏まえつつ、仮想特有の状況にも配慮した行動が求められます。相手の「心の安全圏」を尊重することで、より豊かで安全な仮想世界の体験が可能になります。 | ||
+ | ===== 5.アダルトコンテンツへの適切なアプローチ:自由と責任のバランス ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeは、個人の趣味趣向や愛情表現の自由を尊重する、多様性に富んだ仮想世界です。アダルトコンテンツや性的な行為は、人間の基本的な側面の一つであり、この自由な空間内で表現されることもあります。しかし、この自由を守り、共存するためには、適切な場所とタイミングでの行動が不可欠です。 | ||
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+ | 自由の背後にある配慮 | ||
+ | * 趣味趣向の自由と尊重:Second Lifeは、さまざまな愛情表現やアダルトコンテンツを探求する場として、自由を提供しています。この自由を尊重する一方で、共に過ごすすべての人が快適に感じられるよう配慮が求められます。 | ||
+ | * プライベートな場所での表現:性的な表現やアダルトコンテンツは、プライベートな空間や許可されたエリア内でのみ行うことで、他者への不快感を避けることができます。公共の場所での不適切な行為は、他者への配慮に欠けるとみなされます。 | ||
+ | * 相互の同意の重要性:アダルト関連の活動は、関与する全員の明確な同意のもとで行われるべきです。これにより、健全な関係を維持し、コミュニティ内の安全と尊重を確保することができます。 | ||
+ | まとめ:自由と共生のためのガイドライン | ||
+ | * Second Lifeの自由を保ち、豊かにするためには、自由には責任が伴うことを認識し、行動する必要があります。趣味趣向の自由や愛情表現を含むあらゆる活動は、他者への配慮と相互の尊重を基礎として行われるべきです。プライベートな空間での適切な表現と相互の同意を通じて、私たちはSecond Lifeを、すべての人にとって安全で快適な場所にすることができます。共に、自由と責任を持って、Second Lifeの多様性を楽しみましょう。 | ||
詳しくは、レーティング区分、[[https:// | 詳しくは、レーティング区分、[[https:// | ||
- | ==== 相手の秘密を広めたらだめ! ==== | + | ===== 6.プライバシーの尊重と情報の責任ある共有 ===== |
- | * 相手の秘密を勝手にTwitterやDiscordなどに書き込まない | + | |
- | * 相手の秘密を勝手に探らない(つきまといや盗撮盗聴) | + | Second Lifeを含むオンラインのコミュニティにおいて、他人のプライバシーを尊重し、秘密や個人情報を無断で公開しないことは、共生の基本です。誰かの私生活に関する情報を共有する際には、その情報がどのような影響を及ぼすか、深く考える必要があります。 |
- | * チャットやIMの内容を勝手に公開しない | + | |
+ | 情報共有の原則 | ||
+ | * 個人情報の保護:他人の個人情報や秘密を、その人の明示的な同意なく共有したり公開したりすることは、その人のプライバシーを侵害する行為です。このような行為は、信頼関係の破壊や、社会的な信用の失墜につながる可能性があります。 | ||
+ | * 社会的な影響の理解:特に、公共の場での不適切な情報の共有は、受け手に対して深刻な精神的ストレスを与えることがあります。私たちは警察や裁判所ではありません。他人に「罰」を与えるための情報の共有は、絶対に避けるべきです。 | ||
+ | * 同意と責任:他人の情報を共有する前には、その情報の持ち主から同意を得ることが重要です。また、共有する情報がどのような影響を及ぼすかを常に意識し、責任を持って行動しましょう。 | ||
+ | まとめ:共存のための配慮 | ||
+ | * 仮想世界での自由と豊かな交流を守るためには、私たち一人ひとりが情報を責任ある方法で共有し、他人のプライバシーを尊重することが不可欠です。他人の秘密や個人情報を守ることは、信頼と尊重の文化を築き上げる基礎となります。共に、安全で尊重あるコミュニティを育てていくために、プライバシーの保護と情報の責任ある共有を心がけましょう。 | ||
+ | ===== 7.コミュニティの平和を守る:なぜそれが大切なのか ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeのようなオンラインコミュニティは、多様な人々が集まり、互いに交流する場所です。ここでは、一人ひとりの行動がコミュニティ全体の雰囲気に大きく影響します。平和を乱す行為は、単に個人間の小さな争いを超え、コミュニティ全体の信頼と安全を損なうことになりかねません。 | ||
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+ | 平和を乱す行為の具体的な影響 | ||
+ | * 信頼の喪失:平和を乱す行為は、コミュニティメンバー間の信頼を損ねます。信頼が失われると、オープンで建設的なコミュニケーションが困難になります。 | ||
+ | * 参加意欲の減少:メンバーが不快感や不安を感じる環境では、積極的に参加しようとする意欲が失われます。これにより、コミュニティの活動やイベントへの参加が減少する可能性があります。 | ||
+ | * コミュニティの評判の低下:平和を乱す行為が続くことで、コミュニティ全体の評判にも影響します。これは新しいメンバーの参加を妨げ、コミュニティの成長を阻害することになります。 | ||
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+ | だからこそ、私たちにできること | ||
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+ | * 理解と共感:他人の立場に立って考え、行動の影響を理解することが重要です。共感的なアプローチは、平和を乱す行為を防ぐ第一歩です。 | ||
+ | * 問題解決の積極的な参加:問題が発生した場合は、それを解決するために積極的に協力しましょう。対話やメディエーションを通じて、平和的な解決策を見つけることができます。 | ||
+ | * ポジティブなコミュニティ文化の促進:互いに尊重し、支え合う文化を育むことで、平和を乱す行為を未然に防ぐことができます。ポジティブな行動や言葉が、コミュニティ全体の雰囲気を変える力を持っています。 | ||
+ | まとめ | ||
+ | * コミュニティの平和を守ることは、一人ひとりの行動によって実現されます。平和を乱す行為に対しては、ただ単に「ダメ」と言うのではなく、その行為がコミュニティに与える具体的な影響を理解し、互いに配慮し合うことが大切です。共に、安全で快適なコミュニティを築いていきましょう。 | ||
+ | ===== 8.他人のなりすまし:コミュニティの信頼を守るために ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeでは、個性豊かなアバターを通じて自己表現が可能ですが、他人のアイデンティティを無断で模倣することは、コミュニティの信頼を損なう行為です。特に、他人になりすます行為は、被害者やコミュニティ全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 | ||
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+ | なりすましの影響 | ||
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+ | * 信頼の損失:他人になりすます行為は、コミュニティ内の信頼関係を深刻に損ないます。信頼は、オンラインコミュニティの基盤であり、このような行為はその基盤を揺るがせます。 | ||
+ | * 混乱の引き起こし:特定の個人やリンデンラボの職員になりすますことで、情報の誤伝、誤解を招き、コミュニティ内での混乱を引き起こす可能性があります。 | ||
+ | * 被害者への影響:なりすまされた個人は、名誉や社会的信用を損ねられるだけでなく、精神的なストレスを受けることになります。 | ||
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+ | なりすましを避けるために | ||
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+ | * 自己表現の範囲を守る:他人の名前やアバターの外観を模倣することなく、自分自身のアイデンティティで自己表現を行いましょう。 | ||
+ | * 相手の許可を得る:特定のキャラクターや外観にインスパイアされる場合でも、可能であればその人物や権利保持者から許可を得ることが望ましいです。 | ||
+ | * コミュニティルールの遵守:Second Lifeやその他のオンラインプラットフォームには、なりすましを含む不正行為に関するルールが設けられています。これらのルールを遵守し、健全なコミュニティ文化の維持に努めましょう。 | ||
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+ | まとめ:信頼と安全のための共同努力 | ||
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+ | * Second Lifeにおいて、他人のなりすましを防ぐことは、個々のユーザーだけでなく、コミュニティ全体の責任です。互いに尊重し、信頼関係を大切にすることで、安全で快適な仮想空間を共に創り上げることができます。他人のアイデンティティを尊重し、正直で開かれたコミュニケーションを心がけることが、Second Lifeをはじめとするオンラインコミュニティを豊かにする鍵です。 | ||
+ | ===== コミュニティルール違反への対応 ===== | ||
- | 個人情報のことです。会話をしていくうちに相手のいろんなことを知るかもしれません。 | + | Second Lifeを含むオンラインコミュニティでは、全てのメンバーが安全で快適に過ごすために、一定のルールやガイドラインが設けられています。これらのルールは、コミュニティの価値を守り、健全な交流を促進するために不可欠です。では、これらのルールに違反した場合、どのような対応が取られるのでしょうか。 |
- | その中でみんなに広めたい面白いことがあって、こういうことあったよって話したくなるかも。 | + | |
- | でも、よく考えてみて。あなたを信頼して話してくれたこと、それをみんなにお話するのはだめなんです。 | + | |
- | あなただから話したこと、特定の人にあまり知られたくない知られると困ることもあります。 | + | ルール違反の影響 |
- | あなたが広めてしまった「広めてほしくないこと」が原因で、喧嘩が起きたり、なかよしだった人たちがバラバラになるかも。 | + | |
- | あなたにとって、些細なことだったとしても、相手にとって重要なこともあります。 | + | |
- | あなたは自分で判断して相手に関することを、勝手にしてはいけないということです。 | + | |
- | ==== 平和を乱すことはしてはいけません ==== | + | |
- | 多くの人を妨害する行為全般をしてはいけません。 | + | |
- | * チャットやIMやアイテムなどを必要以上に送りつける | + | * 警告と指導:初回の違反では、違反行為についての警告と、正しい行動についての指導が行われることが一般的です。この段階では、違反行為を改める機会が与えられます。 |
- | * アイテムを無限に複製して周囲に撒き散らすもの | + | * アカウントの一時停止:違反行為が繰り返される場合や、重大な違反があった場合には、アカウントの一時停止が行われる可能性があります。この期間中は、コミュニティへのアクセスが制限されます。 |
- | * 大きな音で相手の行動を妨げる | + | * アカウントの永久停止:重大かつ繰り返しの違反が確認された場合には、アカウントの永久停止という最も厳しい処置が取られることがあります。これにより、そのユーザーはコミュニティから永久に排除されます。 |
- | * 広告や宣伝を繰り返し行うこと | + | |
- | * 言い争いなどで多くの人を巻き込むこと | + | |
- | * 他人を扇動して違反校行為をさせること | + | |
- | * モデレーターやリンデン職員の判断を不満に感じそれをもとに罵倒する行為 | + | |
- | ==== 誰かになりすましことはしてはいけません ==== | + | |
- | 別のユーザーのなりすまし、別のユーザーのIDの盗用などのしてはいけない。 | + | |
- | 友人同士の行為であっても、問題になることもおおくあります。 | + | |
- | ===== 違反をするとどうなるの? ===== | + | ルールを守ることの重要性 |
+ | * コミュニティルールを守ることは、単に処罰を避けるためだけではありません。安全で健全なコミュニティ環境を維持し、全てのメンバーが互いに尊重し合いながら楽しめる場を確保するために、ルールの遵守は非常に重要です。ルールに従うことは、コミュニティの価値を共有し、その一員として貢献することを意味します。 | ||
- | コミュニティスタンダードに違反すると、アカウントの停止、違反が繰り返されると、SecondLifeCommunityから追放される可能性があります。 | + | まとめ |
+ | * Second Lifeのようなオンラインコミュニティでのルール違反には、具体的な対応が用意されています。これらの対応は、コミュニティの安全と秩序を守るために必要な措置です。私たち一人ひとりがルールを理解し、遵守することで、コミュニティ全体が豊かで充実した体験を共有することができます。安全で快適なコミュニティ環境の維持には、全メンバーの理解と協力が不可欠です。 |