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dic:community-standards [2024/02/24 05:12] – [3.暴行・暴力は絶対にだめです:仮想世界での安全と尊重] snowpastel | dic:community-standards [2024/02/24 10:57] – [5.アダルトコンテンツへの配慮:自由を守るために] snowpastel | ||
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====== だれでもわかるコミュニティスタンダード(日本語解説) ====== | ====== だれでもわかるコミュニティスタンダード(日本語解説) ====== | ||
+ | ここでは、リンデンラボのコミュニティスタンダートを直訳ではなく日本語でわかりやすく説明を加えたものになります。 | ||
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+ | ※初期の文章は2022年で、2024年2月に修正や加筆を大幅に行いましたが方向性や伝えたい内容は変えていません。 | ||
詳細:[[https:// | 詳細:[[https:// | ||
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セカンドライフは、世界中のさまざまな文化や背景を持つ人々が集まる大きな仮想コミュニティです。私たちが共に楽しく、安全に生活するためには、互いに理解し合い、尊重することが必要です。そのための基本的な指針が、「共に生きるための心得」、つまりコミュニティスタンダードです。 | セカンドライフは、世界中のさまざまな文化や背景を持つ人々が集まる大きな仮想コミュニティです。私たちが共に楽しく、安全に生活するためには、互いに理解し合い、尊重することが必要です。そのための基本的な指針が、「共に生きるための心得」、つまりコミュニティスタンダードです。 | ||
- | この心得は、私たちが日々の交流の中で守るべき行動のガイドラインを提供します。それには、「自分が正しいと思っていることが、他人にとっても同じように正しいとは限らない」という認識を持つことが含まれます。異なる視点や価値観を持つ人々が共存するこの場所では、多様性を認め、お互いの違いを尊重することが、共生のために欠かせません。 | + | この心得は、私たちが日々の交流の中で守るべき行動のガイドラインを提供します。それには、**「自分が正しいと思っていることが、他人にとっても同じように正しいとは限らない」**という認識を持つことが含まれます。異なる視点や価値観を持つ人々が共存するこの場所では、多様性を認め、お互いの違いを尊重することが、共生のために欠かせません。 |
「共に生きるための心得」は、単にルールや禁止事項を並べるのではなく、私たち一人ひとりが持つべき姿勢や心構えを示しています。これは、セカンドライフをより豊かで、より歓迎される場所にするための、みんなで目指すべき強い目標です。私たちの行動一つ一つが、コミュニティ全体の雰囲気や文化を形成していくため、互いに対する思いやりや、行動の責任を常に意識していきましょう。 | 「共に生きるための心得」は、単にルールや禁止事項を並べるのではなく、私たち一人ひとりが持つべき姿勢や心構えを示しています。これは、セカンドライフをより豊かで、より歓迎される場所にするための、みんなで目指すべき強い目標です。私たちの行動一つ一つが、コミュニティ全体の雰囲気や文化を形成していくため、互いに対する思いやりや、行動の責任を常に意識していきましょう。 | ||
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- | ===== 相手との距離感を考えて行動しよう ===== | + | ===== 4.「心の安全圏」:仮想空間におけるパーソナルスペースの尊重 ===== |
- | 相手が不快に思わない距離感を保つことです。 | + | |
- | 自分の動きや身振り手振り、相手との位置関係に気を配れるようにしましょう。 | + | Second Lifeなどの仮想世界において、一人ひとりが他人との間に自然と持つ心地よい距離感、つまり「心の安全圏」を尊重することは、健全なコミュニティを築く上で非常に重要です。この「心の安全圏」は、私たちが安心してリラックスできる個人にとっての「心理的な距離」や「プライベートゾーン」を意味し、相手を尊重し、安心感を持って交流するための基本的なエチケットとなります。 |
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+ | なぜ「心の安全圏」を尊重することが大切なのか? | ||
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+ | * 快適な交流のために:アバター間の適切な距離を保つことで、互いに快適なコミュニケーションが可能になります。急に近づき過ぎると、相手を不快にさせる原因になることがあります。 | ||
+ | * 文化的な違いの理解:文化によって、快適と感じる距離感は異なります。多様なバックグラウンドを持つユーザーが集まる仮想世界では、このような違いにも配慮することが求められます。 | ||
+ | * セキュリティ感の確保:特に新しい人との交流では、相手のセキュリティ感を考慮し、適切な距離感を保つことが重要です。突然の密接な接近は、相手にストレスや不安を与えかねません。 | ||
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+ | 実践するためのヒント | ||
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+ | * 相手の合図を見逃さない:相手が後退したり、会話を避けたりする場合は、それが「もう少し距離を置いて」というサインかもしれません。相手の反応に注意を払い、必要に応じて距離を調整しましょう。 | ||
+ | * コミュニケーションを大切に:不明確な場合は、直接コミュニケーションを取ることで、相手の快適な距離感を尋ねることができます。 | ||
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+ | まとめ | ||
- | たとえば、カップル用やアダルト用の椅子などの家具に一緒座るのは、 | + | 仮想世界における「心の安全圏」の尊重は、相手への敬意を示し、お互いの快適な交流を促すために不可欠です。Second Lifeを含む仮想環境での交流では、現実世界のエチケットを踏まえつつ、仮想特有の状況にも配慮した行動が求められます。相手の「心の安全圏」を尊重することで、より豊かで安全な仮想世界の体験が可能になります。 |
- | 相手に許可をとってからにしよう。 | + | ===== 5.アダルトコンテンツへの適切なアプローチ:自由と責任のバランス |
- | なかよしであっても、一声かけるのがいいです。 | + | |
- | なんでもあなたの想像で勝手に判断して、行わないということです。 | + | |
- | ===== えっちなことは専用の場所で! | + | |
- | * どこでもまずはちゃんと服を着る | + | |
- | * G区分の場所では誰が見ても良いような服装や行動をする | + | |
- | * M区分でエッチなことをするときは室内でする | + | |
- | * A区分でもエッチをするときはその場所の決まりを守って行動する | + | |
- | セカンドライフでは、みんなが行くことができる公共施設やお店やたまり場、それぞれの自宅、特別なものやサービスをしている場所など大きく3つの場所にわかれています。服装や行動は、場所にあわせて変えていこう! | + | Second Lifeは、個人の趣味趣向や愛情表現の自由を尊重する、多様性に富んだ仮想世界です。アダルトコンテンツや性的な行為は、人間の基本的な側面の一つであり、この自由な空間内で表現されることもあります。しかし、この自由を守り、共存するためには、適切な場所とタイミングでの行動が不可欠です。 |
- | | + | 自由の背後にある配慮 |
- | * M区分:一般的なお店や住居があります。 | + | |
- | * A区分:えっちなことで商売をするところ。 | + | * プライベートな場所での表現:性的な表現やアダルトコンテンツは、プライベートな空間や許可されたエリア内でのみ行うことで、他者への不快感を避けることができます。公共の場所での不適切な行為は、他者への配慮に欠けるとみなされます。 |
+ | * 相互の同意の重要性:アダルト関連の活動は、関与する全員の明確な同意のもとで行われるべきです。これにより、健全な関係を維持し、コミュニティ内の安全と尊重を確保することができます。 | ||
+ | まとめ:自由と共生のためのガイドライン | ||
+ | * Second Lifeの自由を保ち、豊かにするためには、自由には責任が伴うことを認識し、行動する必要があります。趣味趣向の自由や愛情表現を含むあらゆる活動は、他者への配慮と相互の尊重を基礎として行われるべきです。プライベートな空間での適切な表現と相互の同意を通じて、私たちはSecond Lifeを、すべての人にとって安全で快適な場所にすることができます。共に、自由と責任を持って、Second Lifeの多様性を楽しみましょう。 | ||
詳しくは、レーティング区分、[[https:// | 詳しくは、レーティング区分、[[https:// | ||
- | ==== 相手の秘密を広めたらだめ! ===== | + | ===== 相手の秘密を広めたらだめ! |
* 相手の秘密を勝手にSNS(不特定多数の人が見る場所)などに書き込まない | * 相手の秘密を勝手にSNS(不特定多数の人が見る場所)などに書き込まない | ||
* 相手の秘密を勝手に探らない(つきまといや盗撮盗聴) | * 相手の秘密を勝手に探らない(つきまといや盗撮盗聴) |