差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
dic:community-standards [2024/02/24 10:57] – [5.アダルトコンテンツへの配慮:自由を守るために] snowpastel | dic:community-standards [2024/03/01 08:10] (現在) – snowpastel | ||
---|---|---|---|
行 4: | 行 4: | ||
</ | </ | ||
- | ====== だれでもわかるコミュニティスタンダード(日本語解説) ====== | + | ====== だれでもわかるSecond Lifeの「共に生きるための心得」コミュニティスタンダードの日本語解説(旧BIG6) ====== |
- | ここでは、リンデンラボのコミュニティスタンダートを直訳ではなく日本語でわかりやすく説明を加えたものになります。 | + | |
- | ※初期の文章は2022年で、2024年2月に修正や加筆を大幅に行いましたが方向性や伝えたい内容は変えていません。 | + | 読むために必要な時間:23分20秒 |
- | 詳細:[[https:// | + | Second Lifeのコミュニティスタンダードは、常に私たちのコミュニティが安全で尊重される環境を保つためにリンデンラボによって進化し続けています。2017年以前は、これらの基本的なルールが「BIG6」として一般に知られていましたが、コミュニティの成長と変化に合わせて更新が必要となりました。 |
+ | |||
+ | このページでは、リンデンラボによる2017年の改訂版コミュニティスタンダードを、より多くの人が理解しやすいように「共に生きるための心得」として解説しています。これらのガイドラインは、Second Lifeコミュニティの安全と快適さを守るためのものであり、私たち一人ひとりの理解と協力が求められています。 | ||
+ | |||
+ | リンデンラボによる「BIG6」から現在のコミュニティスタンダードへの更新は、私たちのコミュニティがどのように成長し進化してきたかを示しています。このガイドを通じて、Second Lifeコミュニティの現在のルールを深く理解し、共に豊かな体験を共有することを目指しましょう。 | ||
+ | |||
+ | 原文:[[https:// | ||
{{INLINETOC}} | {{INLINETOC}} | ||
行 15: | 行 20: | ||
===== 共に生きるための心得:コミュニティスタンダードとは? ===== | ===== 共に生きるための心得:コミュニティスタンダードとは? ===== | ||
- | セカンドライフは、世界中のさまざまな文化や背景を持つ人々が集まる大きな仮想コミュニティです。私たちが共に楽しく、安全に生活するためには、互いに理解し合い、尊重することが必要です。そのための基本的な指針が、「共に生きるための心得」、つまりコミュニティスタンダードです。 | + | Second Lifeは、世界中のさまざまな文化や背景を持つ人々が集まる大きな仮想上のコミュニティです。私たちが共に楽しく、安全に生活するためには、互いに理解し合い、尊重することが必要です。そのための基本的な指針が、「共に生きるための心得」、つまりコミュニティスタンダードです。 |
この心得は、私たちが日々の交流の中で守るべき行動のガイドラインを提供します。それには、**「自分が正しいと思っていることが、他人にとっても同じように正しいとは限らない」**という認識を持つことが含まれます。異なる視点や価値観を持つ人々が共存するこの場所では、多様性を認め、お互いの違いを尊重することが、共生のために欠かせません。 | この心得は、私たちが日々の交流の中で守るべき行動のガイドラインを提供します。それには、**「自分が正しいと思っていることが、他人にとっても同じように正しいとは限らない」**という認識を持つことが含まれます。異なる視点や価値観を持つ人々が共存するこの場所では、多様性を認め、お互いの違いを尊重することが、共生のために欠かせません。 | ||
- | 「共に生きるための心得」は、単にルールや禁止事項を並べるのではなく、私たち一人ひとりが持つべき姿勢や心構えを示しています。これは、セカンドライフをより豊かで、より歓迎される場所にするための、みんなで目指すべき強い目標です。私たちの行動一つ一つが、コミュニティ全体の雰囲気や文化を形成していくため、互いに対する思いやりや、行動の責任を常に意識していきましょう。 | + | 「共に生きるための心得」は、単にルールや禁止事項を並べるのではなく、私たち一人ひとりが持つべき姿勢や心構えを示しています。これは、Second Lifeをより豊かで、より歓迎される場所にするための、みんなで目指すべき強い目標です。私たちの行動一つ一つが、コミュニティ全体の雰囲気や文化を形成していくため、互いに対する思いやりや、行動の責任を常に意識していきましょう。 |
+ | |||
+ | ===== 1.「多様性を受け入れる心」を持とう:Second Lifeでの理解と尊重 ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeは、世界中からさまざまな人々が集まる場所です。それぞれが異なる文化や背景を持っており、この多様性こそがSecond Lifeの豊かさを形成しています。共に楽しく過ごすためには、互いに理解し、尊重する心が必要です。 | ||
- | ===== 1.不寛容について:理解と尊重の大切さ ===== | + | この理解と尊重の精神を育むためには、まず「不寛容」という概念に目を向けることが重要です。不寛容とは、人々の違いに対して理解や受け入れを拒む態度のことを指します。これには人種、国籍、性別、宗教、性的指向などに基づく否定的な態度や行動が含まれます。例えば、特定の人種や性別に対して偏見を持つ言葉を使ったり、特定の宗教や性的指向を持つ人々を排除しようとする行動などが、不寛容の具体的な例です。 |
- | セカンドライフは、世界各地から様々な背景を持つ人々が集まる場所です。この多様なコミュニティで共に楽しく過ごすためには、「不寛容」という概念を理解し、避けることが重要です。不寛容とは、人々の違いに対して心を閉ざし、理解や受け入れを拒む態度のこと。これには、人種、民族、性別、宗教、性的指向などに基づく否定的な言葉遣いや行動が含まれます。 | + | このような不寛容な態度は、Second Lifeの多様性という価値を脅かし、コミュニティ全体の楽しみを損なう可能性があります。そのため、私たち一人ひとりが不寛容な行動を避け、人々の違いを受け入れることが大切です。異なる背景を持つ人々を理解し、尊重することで、より豊かで楽しいコミュニティが築けます。 |
不寛容の例としては: | 不寛容の例としては: | ||
行 34: | 行 43: | ||
* 理解を深める:他人の文化や価値観について学び、理解を深めましょう。知識は、偏見や不寛容を減らす鍵です。 | * 理解を深める:他人の文化や価値観について学び、理解を深めましょう。知識は、偏見や不寛容を減らす鍵です。 | ||
* 言葉を選ぶ:言葉一つ一つには力があります。相手を尊重し、心地よいコミュニケーションを心がけましょう。 | * 言葉を選ぶ:言葉一つ一つには力があります。相手を尊重し、心地よいコミュニケーションを心がけましょう。 | ||
- | * 違いを受け入れる:私たち一人ひとりはユニークです。異なる背景や視点は、コミュニティを豊かにします。 | + | * 違いを受け入れる:私たち一人ひとりはそれぞれ異なる個性を持っています。異なる背景や視点は、コミュニティを豊かにします。 |
- | 共に快適なコミュニティを | + | 「多様性を受け入れる心」を持つことで、私たちはSecond Lifeの豊かで多様な世界をより深く楽しむことができます。異なる人々を理解し、受け入れることで、互いに心地よいコミュニティを築きましょう。私たち一人ひとりの小さな努力が、大きな変化を生み出す力を持っています。 |
- | * 「不寛容」は、一見すると難しい概念かもしれませんが、要は「異なる人々を理解し、受け入れることの大切さ」を指します。セカンドライフのような多様性に満ちた世界では、互いの違いを認め合い、尊重することで、より豊かで心地よいコミュニティが築けます。私たちの小さな心がけが、大きな変化を生み出す第一歩になります。共に、理解と尊重の精神を育み、素晴らしいコミュニティを作り上げましょう。 | + | 共に、理解と尊重を深め、多様性を受け入れる心を育てながら、素晴らしいコミュニティを作り上げましょう。 |
===== 2.嫌がらせはしてはいけません:心地よい交流のために ===== | ===== 2.嫌がらせはしてはいけません:心地よい交流のために ===== | ||
- | セカンドライフでは、世界中から集まる私たち一人ひとりが、安心して楽しめる空間を作りたいですよね。そのために大切なのが、「嫌がらせをしない」ということ。嫌がらせとは、他人を不快にさせるような行動や言葉を使うこと。これには、攻撃的な言葉遣い、脅迫、不愉快なジョーク、無視や排除など、様々な形があります。 | + | Second Lifeでは、世界中から集まる私たち一人ひとりが、安心して楽しめる空間を作りたいですよね。そのために大切なのが、「嫌がらせをしない」ということ。嫌がらせとは、他人を不快にさせるような行動や言葉を使うこと。これには、攻撃的な言葉遣い、脅迫、不愉快なジョーク、無視や排除など、様々な形があります。 |
なぜ嫌がらせはいけないの? | なぜ嫌がらせはいけないの? | ||
行 57: | 行 66: | ||
みんなで守る、心地よいコミュニティ | みんなで守る、心地よいコミュニティ | ||
- | * コミュニティ内での嫌がらせは、ただちにその場の雰囲気を悪くするだけでなく、長期的にはコミュニティの健全性を損なうことにもつながります。私たち一人ひとりが、互いに尊重し合い、思いやりを持った行動を心がけることで、セカンドライフを、もっと楽しく、もっと安全な場所にすることができます。心地よいコミュニティは、私たちの小さな心がけから生まれます。一緒に、より良いセカンドライフを作り上げましょう。 | + | * コミュニティ内での嫌がらせは、ただちにその場の雰囲気を悪くするだけでなく、長期的にはコミュニティの健全性を損なうことにもつながります。私たち一人ひとりが、互いに尊重し合い、思いやりを持った行動を心がけることで、Second Lifeを、もっと楽しく、もっと安全な場所にすることができます。心地よいコミュニティは、私たちの小さな心がけから生まれます。一緒に、より良いSecond Lifeを作り上げましょう。 |
===== 3.暴行・暴力は絶対にだめです:仮想世界での安全と尊重 ===== | ===== 3.暴行・暴力は絶対にだめです:仮想世界での安全と尊重 ===== | ||
行 88: | 行 97: | ||
- | ===== 4.「心の安全圏」:仮想空間におけるパーソナルスペースの尊重 ===== | + | ===== 4.「心の安全圏」に気をつけよう:仮想空間におけるパーソナルスペースの尊重 ===== |
Second Lifeなどの仮想世界において、一人ひとりが他人との間に自然と持つ心地よい距離感、つまり「心の安全圏」を尊重することは、健全なコミュニティを築く上で非常に重要です。この「心の安全圏」は、私たちが安心してリラックスできる個人にとっての「心理的な距離」や「プライベートゾーン」を意味し、相手を尊重し、安心感を持って交流するための基本的なエチケットとなります。 | Second Lifeなどの仮想世界において、一人ひとりが他人との間に自然と持つ心地よい距離感、つまり「心の安全圏」を尊重することは、健全なコミュニティを築く上で非常に重要です。この「心の安全圏」は、私たちが安心してリラックスできる個人にとっての「心理的な距離」や「プライベートゾーン」を意味し、相手を尊重し、安心感を持って交流するための基本的なエチケットとなります。 | ||
行 106: | 行 115: | ||
仮想世界における「心の安全圏」の尊重は、相手への敬意を示し、お互いの快適な交流を促すために不可欠です。Second Lifeを含む仮想環境での交流では、現実世界のエチケットを踏まえつつ、仮想特有の状況にも配慮した行動が求められます。相手の「心の安全圏」を尊重することで、より豊かで安全な仮想世界の体験が可能になります。 | 仮想世界における「心の安全圏」の尊重は、相手への敬意を示し、お互いの快適な交流を促すために不可欠です。Second Lifeを含む仮想環境での交流では、現実世界のエチケットを踏まえつつ、仮想特有の状況にも配慮した行動が求められます。相手の「心の安全圏」を尊重することで、より豊かで安全な仮想世界の体験が可能になります。 | ||
- | ===== 5.アダルトコンテンツへの適切なアプローチ:自由と責任のバランス ===== | + | ===== 5.アダルトコンテンツは適切な場所と相互同意のもとで行う:自由と責任のバランス ===== |
Second Lifeは、個人の趣味趣向や愛情表現の自由を尊重する、多様性に富んだ仮想世界です。アダルトコンテンツや性的な行為は、人間の基本的な側面の一つであり、この自由な空間内で表現されることもあります。しかし、この自由を守り、共存するためには、適切な場所とタイミングでの行動が不可欠です。 | Second Lifeは、個人の趣味趣向や愛情表現の自由を尊重する、多様性に富んだ仮想世界です。アダルトコンテンツや性的な行為は、人間の基本的な側面の一つであり、この自由な空間内で表現されることもあります。しかし、この自由を守り、共存するためには、適切な場所とタイミングでの行動が不可欠です。 | ||
行 118: | 行 127: | ||
詳しくは、レーティング区分、[[https:// | 詳しくは、レーティング区分、[[https:// | ||
- | ===== 相手の秘密を広めたらだめ! ====== | + | ===== 6.プライバシーはとても大切です:あなたとコミュニティのために ===== |
- | * 相手の秘密を勝手にSNS(不特定多数の人が見る場所)などに書き込まない | + | |
- | * 相手の秘密を勝手に探らない(つきまといや盗撮盗聴) | + | |
- | * チャットやIMの内容を勝手に公開しない | + | |
- | 個人情報のことです。会話をしていくうちに相手のいろんなことを知るかもしれません。 | + | Second Lifeのようなオンライン空間では、私たちの交流はデジタルの形で行われます。この環境では、プライバシーの尊重と情報の責任ある共有が、安全で信頼できるコミュニティを築く上で欠かせません。では、なぜ私たちはプライバシーを守り、情報を慎重に共有する必要があるのでしょうか。 |
- | その中でみんなに広めたい面白いことがあって、こういうことあったよって話したくなるかも。 | + | |
- | でも、よく考えてみて。あなたを信頼して話してくれたこと、それをみんなにお話するのはだめなんです。 | + | |
- | あなただから話したこと、特定の人にあまり知られたくない知られると困ることもあります。 | + | プライバシーを守る理由 |
- | あなたが広めてしまった「広めてほしくないこと」が原因で、喧嘩が起きたり、なかよしだった人たちがバラバラになるかも。 | + | |
- | あなたにとって、些細なことだったとしても、相手にとって重要なこともあります。 | + | |
- | あなたは自分で判断して相手に関することを、勝手にしてはいけないということです。 | + | |
- | ===== 平和を乱すことはしてはいけません ===== | + | |
- | 多くの人を妨害する行為全般をしてはいけません。 | + | |
- | * チャットやIMやアイテムなどを必要以上に送りつける | + | * 信頼の構築:他人の情報を尊重し、責任ある共有を心がけることで、コミュニティメンバー間の信頼を築きます。信頼は、オンラインコミュニティの生命線です。 |
- | * アイテムを無限に複製して周囲に撒き散らすもの | + | * 安全な環境の確保:個人情報や秘密を守ることで、不正アクセスや詐欺、ハラスメントからメンバーを保護します。安全は、快適なコミュニティ生活の基礎です。 |
- | * 大きな音で相手の行動を妨げる | + | * 自尊心と尊厳の保持:個人の情報が適切に扱われることは、その人の自尊心と尊厳を守ることにもつながります。全員が尊重される環境は、ポジティブな交流を促進します。 |
- | * 広告や宣伝を繰り返し行うこと | + | |
- | * 言い争いなどで多くの人を巻き込むこと | + | |
- | * 他人を扇動して違反校行為をさせること | + | |
- | * モデレーターやリンデン職員の判断を不満に感じそれをもとに罵倒する行為 | + | |
- | ===== 誰かになりすましことはしてはいけません ===== | + | |
- | 別のユーザーのなりすまし、別のユーザーのIDの盗用などのしてはいけない。 | + | |
- | 友人同士の行為であっても、問題になることもおおくあります。 | + | |
- | ===== 違反をするとどうなるの? | + | 守らないとどうなるの? |
+ | * 信頼の喪失:プライバシーの侵害や不適切な情報共有は、コミュニティ内の信頼を失墜させます。信頼が失われると、メンバーは安心して交流することができなくなります。 | ||
+ | * リスクの増加:個人情報が漏洩すると、詐欺やアイデンティティ盗用のリスクが高まります。これは、被害者個人だけでなく、コミュニティ全体の安全を脅かすことになります。 | ||
+ | * コミュニティの分断:プライバシーが尊重されない環境では、不安や不信感が生まれ、コミュニティの分断を招きかねません。 | ||
- | コミュニティスタンダードに違反すると、アカウントの停止、違反が繰り返されると、SecondLifeCommunityから追放される可能性があります。 | + | まとめ:共に守る価値あるプライバシー |
+ | |||
+ | * プライバシーの尊重と情報の責任ある共有は、コミュニティを健全に保つための共同の責任です。私たち一人ひとりがこの原則を守ることで、信頼できる安全な環境を維持し、全員が尊重されるコミュニティを築くことができます。プライバシーを守り、情報を慎重に共有することは、あなた自身とコミュニティ全体のためになるのです。 | ||
+ | ===== 7.コミュニティの平和を守ろう:なぜそれが大切なのか ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeのようなオンラインコミュニティは、多様な人々が集まり、互いに交流する場所です。ここでは、一人ひとりの行動がコミュニティ全体の雰囲気に大きく影響します。平和を乱す行為は、単に個人間の小さな争いを超え、コミュニティ全体の信頼と安全を損なうことになりかねません。 | ||
+ | |||
+ | 平和を乱す行為の具体的な影響 | ||
+ | * 信頼の喪失:平和を乱す行為は、コミュニティメンバー間の信頼を損ねます。信頼が失われると、オープンで建設的なコミュニケーションが困難になります。 | ||
+ | * 参加意欲の減少:メンバーが不快感や不安を感じる環境では、積極的に参加しようとする意欲が失われます。これにより、コミュニティの活動やイベントへの参加が減少する可能性があります。 | ||
+ | * コミュニティの評判の低下:平和を乱す行為が続くことで、コミュニティ全体の評判にも影響します。これは新しいメンバーの参加を妨げ、コミュニティの成長を阻害することになります。 | ||
+ | |||
+ | だからこそ、私たちにできること | ||
+ | |||
+ | * 理解と共感:他人の立場に立って考え、行動の影響を理解することが重要です。共感的なアプローチは、平和を乱す行為を防ぐ第一歩です。 | ||
+ | * 問題解決の積極的な参加:問題が発生した場合は、それを解決するために積極的に協力しましょう。対話やメディエーションを通じて、平和的な解決策を見つけることができます。 | ||
+ | * ポジティブなコミュニティ文化の促進:互いに尊重し、支え合う文化を育むことで、平和を乱す行為を未然に防ぐことができます。ポジティブな行動や言葉が、コミュニティ全体の雰囲気を変える力を持っています。 | ||
+ | まとめ | ||
+ | * コミュニティの平和を守ることは、一人ひとりの行動によって実現されます。平和を乱す行為に対しては、ただ単に「ダメ」と言うのではなく、その行為がコミュニティに与える具体的な影響を理解し、互いに配慮し合うことが大切です。共に、安全で快適なコミュニティを築いていきましょう。 | ||
+ | ===== 8.他人に「なりすまし」をしてはいけない:コミュニティの信頼を守るために ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeでは、個性豊かなアバターを通じて自己表現が可能ですが、他人のアイデンティティを無断で模倣することは、コミュニティの信頼を損なう行為です。特に、他人になりすます行為は、被害者やコミュニティ全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 | ||
+ | |||
+ | なりすましの影響 | ||
+ | |||
+ | * 信頼の損失:他人になりすます行為は、コミュニティ内の信頼関係を深刻に損ないます。信頼は、オンラインコミュニティの基盤であり、このような行為はその基盤を揺るがせます。 | ||
+ | * 混乱の引き起こし:特定の個人やリンデンラボの職員になりすますことで、情報の誤伝、誤解を招き、コミュニティ内での混乱を引き起こす可能性があります。 | ||
+ | * 被害者への影響:なりすまされた個人は、名誉や社会的信用を損ねられるだけでなく、精神的なストレスを受けることになります。 | ||
+ | |||
+ | なりすましを避けるために | ||
+ | |||
+ | * 自己表現の範囲を守る:他人の名前やアバターの外観を模倣することなく、自分自身のアイデンティティで自己表現を行いましょう。 | ||
+ | * 相手の許可を得る:特定のキャラクターや外観にインスパイアされる場合でも、可能であればその人物や権利保持者から許可を得ることが望ましいです。 | ||
+ | * コミュニティルールの遵守:Second Lifeやその他のオンラインプラットフォームには、なりすましを含む不正行為に関するルールが設けられています。これらのルールを遵守し、健全なコミュニティ文化の維持に努めましょう。 | ||
+ | |||
+ | まとめ:信頼と安全のための共同努力 | ||
+ | |||
+ | * Second Lifeにおいて、他人のなりすましを防ぐことは、個々のユーザーだけでなく、コミュニティ全体の責任です。互いに尊重し、信頼関係を大切にすることで、安全で快適な仮想空間を共に創り上げることができます。他人のアイデンティティを尊重し、正直で開かれたコミュニケーションを心がけることが、Second Lifeをはじめとするオンラインコミュニティを豊かにする鍵です。 | ||
+ | ===== コミュニティルール違反への対応があるとどうなるのか ===== | ||
+ | |||
+ | Second Lifeを含むオンラインコミュニティでは、全てのメンバーが安全で快適に過ごすために、一定のルールやガイドラインが設けられています。これらのルールは、コミュニティの価値を守り、健全な交流を促進するために不可欠です。では、これらのルールに違反した場合、どのような対応が取られるのでしょうか。 | ||
+ | |||
+ | ルール違反の影響 | ||
+ | |||
+ | * 警告と指導:初回の違反では、違反行為についての警告と、正しい行動についての指導が行われることが一般的です。この段階では、違反行為を改める機会が与えられます。 | ||
+ | * アカウントの一時停止:違反行為が繰り返される場合や、重大な違反があった場合には、アカウントの一時停止が行われる可能性があります。この期間中は、コミュニティへのアクセスが制限されます。 | ||
+ | * アカウントの永久停止:重大かつ繰り返しの違反が確認された場合には、アカウントの永久停止という最も厳しい処置が取られることがあります。これにより、そのユーザーはコミュニティから永久に排除されます。 | ||
+ | |||
+ | ルールを守ることの重要性 | ||
+ | |||
+ | * コミュニティルールを守ることは、単に処罰を避けるためだけではありません。安全で健全なコミュニティ環境を維持し、全てのメンバーが互いに尊重し合いながら楽しめる場を確保するために、ルールの遵守は非常に重要です。ルールに従うことは、コミュニティの価値を共有し、その一員として貢献することを意味します。 | ||
+ | |||
+ | まとめ | ||
+ | * Second Lifeのようなオンラインコミュニティでのルール違反には、具体的な対応が用意されています。これらの対応は、コミュニティの安全と秩序を守るために必要な措置です。私たち一人ひとりがルールを理解し、遵守することで、コミュニティ全体が豊かで充実した体験を共有することができます。安全で快適なコミュニティ環境の維持には、全メンバーの理解と協力が不可欠です。 |