基本イベント
LSLはイベント駆動型プログラミングです。スクリプトではイベントが発生した時に、イベントハンドラの機能を使うことが出来ます。
1.Collisionイベント(衝突)
ほかのオブジェクトと衝突(重なっている)の間、イベントが発生します。
default { collision_start(integer num_detected) { llSay(0,"collision!"); } }
衝突が開始したときに発生するcollision_startイベント, 終了するときに発生するcollision_endイベントもあります。
2.link_message イベント
llMessageLinked関数によってリンク(結合)オブジェクトにメッセージを出した時、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。リンクオブジェクトに命令を出す
3.moneyイベント
支払いが起きたとき、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。募金箱・お金もらう
4.Sensorイベント
指定された範囲の中に何かが入ったとき、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。センサーをつかう
このカテゴリーにはこんなイベントがあります。 llSensor関数で検出された時に発生するsensor() イベント llSensor関数で検出されない時に発生するno_sensor()イベント
5.Touchイベント
オブジェクトを右クリックして表示されるパイメニューの「Touch」を選んだときにイベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。ノートを表示する
このカテゴリーにはこんなイベントがあります。 touchが開始して終了するまで発生するtouch() イベント touchが開始したときに発生するtouch_start()イベント touchが終了したときに発生するtouch_end() イベント
6.timerイベント
llSetTimerEvent関数で設定された間隔で、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。タイマーイベント
7.run_time_permissionsイベント
llGetPermissions関数でパーミッションを要求したりパーミッションが変化すると、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。ダンスパッドでアニメーション
8.http_responseイベント
HTTPRequestを受信したときに、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。セカンドライフとインターネットとの連携
9.attachイベント
アバターに装着されるとき、又は、取り外される時、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。カメラを制御する
10.changedイベント
オブジェクトの状態や色・大きさ・テクスチャ・リンクなどに変化があったときに、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。オーナー専用の椅子
11.dataserverイベント
llRequestAgentData関数などで要求したデータを受信したときに、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。アバターの情報を取得する
12.listenイベント
llListen関数で設定された条件で聞き取れるチャットを受信したときに、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。ダイアログボックスを表示する
13.emailイベント
llGetNextEmail関数でオブジェクトに届いたメールを受信したときに、イベントが発生します。 サンプルスクリプトはこちらを参照してください。オブジェクト宛てのメールを受信