Second Lifeのユーザーは、アバターの外観を細かくカスタマイズすることができます。 その中でも頻繁に使うのが「アルファマスク」です。 これを使えるようになると体の一部を消すことができるため、アバターの自由度がさらに上がります。
アルファマスクは体の特定の部分を見えなくするために使用されます。 3Dで表現された体は現実の体とちがって、下着やコルセットのように衣服によって体の形状を変形させることは、基本的にはできません。
この仕組みはあなたのアバターが新しい服装を着るとき、または特定のアクセサリーやアイテムを追加するときにとても役立ちます。 例えば、ブーツを着せるときにアルファマスクを使用してアバターの足を隠すことができます。
アルファマスクを使用すると、特定の服装やアクセサリーがアバターの体にフィットしてるように見せることができます。 またアルファマスクを利用して、義手や義足などの体の一部が見えないことで表現できる幅が広がります。
Second Life自体がもってるアバターがあります。これを初期(スターター)アバターやシステムアバターといいます。 システムアバターを消すには、アルファレイヤーのアイテムを装着します。 別のクリエイターが作ったボディやヘッドを取り付けるときにシステムアバターを隠す必要があります。
また「Bakes on Mesh」化されたボディやヘッドは、システムアバターのような状態になります。 そのため、システムアバターを消すアルファレイヤーを取り外します。
アルファマスクを使用することで、服やアクセサリーなどがアバターボディからはみ出すことを回避できます。Second Lifeのアバターや服は様々なクリエイターによって作成されており、対応品であっても、服の作りやアバターのシェイプによって完全にボディにフィットしない場合があります。例えば、服が乳首や腰などの部分を隠すためにアバターアルファマスクを使用することがあります。これにより、服とアバターボディがより自然に組み合わさります。
はみ出すときの原因
Second Lifeでは、複数のクリエイターがボディや服を制作しており、互いに完全に互換性があるわけではありません。そのため、特定のボディに合わせて作成された服が、別のボディと組み合わせた際に適切にフィットしない場合があります。
アルファマスクは、特に体を覆う面積が多い服装に使用されることがあります。その利点は、メッシュボディが一般的になる前の服を使用できるようになることです。例えば、着物や動物の着ぐるみなど、露出が少ない服をアルファマスクと組み合わせて着ることができます。このような服を使用する場合、アバターの種類に関係なく適用することができます。アルファマスクを使用することで、服とアバターの組み合わせがより自然な形で表現されます。
このタイプのアルファマスクは、テクスチャ側の画像に透明の情報を追加して、ボディやヘッドを擬似的に見えない状態にします。
これは主にシステムアバター(デフォルトのアバター)に使用されます。通常、アバターエディット画面でアバターの外見をカスタマイズする際に使用されます。専用のアルファマスクアイテムを装着することで、アバターの体の一部を透明にすることができます。これにより、例えば、システムアバターのヘアスタイルの一部を非表示にしたり、肌の一部を非表示にしたりすることができます。
また、メッシュボディやメッシュヘッドを装着するときにもこのアルファマスクをつかって、システムアバターを非表示にするときも使います。
利点
欠点
このタイプのアルファマスクは、メッシュボディの表面のポリゴン自体を操作して非表示にします。 これはテクスチャの変更を行わない方法です。
これはメッシュボディ(別途購入したボディアバター)を使用している場合に使用されます。メッシュボディには、アバターエディット画面でボディをカスタマイズするための専用のHUD(ヘッドアップディスプレイ)が付属しています。このHUDを使用して、ボディの特定の部分を非表示にすることができます。例えば、メッシュボディを装着した際に、ボディの一部(例: 上半身、下半身、頭部、目、髪など)をシステムアバターの外見と一致させるために透明にすることができます。
これらのアルファマスクは、Second Life内でアバターカスタマイズを行う際に重要な役割を果たしています。それぞれのタイプは異なる方法で使用され、アバターの外見や特定のパーツの表示/非表示を制御することができます。
利点
欠点
Bakes on Meshは、メッシュボディやメッシュヘッドのテクスチャを、システムアバターのスキンやアパレルレイヤーに適用するための仕組みです。これにより、メッシュボディやメッシュヘッドに独自のアルファマスクを使用する必要がなくなります。
通常、メッシュボディやメッシュヘッドは専用のテクスチャを使用していましたが、Bakes on Meshでは、システムアバターのスキンやアパレルレイヤーを直接適用することができます。つまり、システムアバター用のテクスチャをベイク(焼き付け)して、メッシュボディやメッシュヘッドに表示させることが可能になります。
これにより、メッシュボディやメッシュヘッドの外見をシステムアバターの外見と一致させることが容易になります。また、アバターの外見のカスタマイズにおいて、アルファマスクを使用する必要がなくなります。
Bakes on Meshは、アバターの外見のカスタマイズをシンプルにするための重要な機能であり、ユーザーにより柔軟性と創造性を提供します。
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ボディ
用語