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だれでもわかるコミュニティスタンダード(日本語解説)

セカンドライフは、世界中のさまざまな文化や背景を持つ人々が集まる大きな仮想コミュニティです。私たちが共に楽しく、安全に生活するためには、互いに理解し合い、尊重することが必要です。そのための基本的な指針が、「共に生きるための心得」、つまりコミュニティスタンダードです。

この心得は、私たちが日々の交流の中で守るべき行動のガイドラインを提供します。それには、「自分が正しいと思っていることが、他人にとっても同じように正しいとは限らない」という認識を持つことが含まれます。異なる視点や価値観を持つ人々が共存するこの場所では、多様性を認め、お互いの違いを尊重することが、共生のために欠かせません。

「共に生きるための心得」は、単にルールや禁止事項を並べるのではなく、私たち一人ひとりが持つべき姿勢や心構えを示しています。これは、セカンドライフをより豊かで、より歓迎される場所にするための、みんなで目指すべき強い目標です。私たちの行動一つ一つが、コミュニティ全体の雰囲気や文化を形成していくため、互いに対する思いやりや、行動の責任を常に意識していきましょう。

セカンドライフは、世界各地から様々な背景を持つ人々が集まる場所です。この多様なコミュニティで共に楽しく過ごすためには、「不寛容」という概念を理解し、避けることが重要です。不寛容とは、人々の違いに対して心を閉ざし、理解や受け入れを拒む態度のこと。これには、人種、民族、性別、宗教、性的指向などに基づく否定的な言葉遣いや行動が含まれます。

不寛容の例としては:

  • 他人の文化や価値観を軽視するコメントやジョーク。
  • 誰かをその人の属性で判断し、一般化する発言。
  • 異なる生き方や考え方を持つ人々に対する偏見や差別。

では、私たちはどうすればいいのか?

  • 理解を深める:他人の文化や価値観について学び、理解を深めましょう。知識は、偏見や不寛容を減らす鍵です。
  • 言葉を選ぶ:言葉一つ一つには力があります。相手を尊重し、心地よいコミュニケーションを心がけましょう。
  • 違いを受け入れる:私たち一人ひとりはユニークです。異なる背景や視点は、コミュニティを豊かにします。

共に快適なコミュニティを

  • 「不寛容」は、一見すると難しい概念かもしれませんが、要は「異なる人々を理解し、受け入れることの大切さ」を指します。セカンドライフのような多様性に満ちた世界では、互いの違いを認め合い、尊重することで、より豊かで心地よいコミュニティが築けます。私たちの小さな心がけが、大きな変化を生み出す第一歩になります。共に、理解と尊重の精神を育み、素晴らしいコミュニティを作り上げましょう。

セカンドライフでは、世界中から集まる私たち一人ひとりが、安心して楽しめる空間を作りたいですよね。そのために大切なのが、「嫌がらせをしない」ということ。嫌がらせとは、他人を不快にさせるような行動や言葉を使うこと。これには、攻撃的な言葉遣い、脅迫、不愉快なジョーク、無視や排除など、様々な形があります。

なぜ嫌がらせはいけないの?

  • 感じ方は人それぞれ:自分にとっては冗談でも、相手にとっては傷つく言葉かもしれません。みんなが心地よく過ごせるよう、言葉一つ一つに気を配りましょう。
  • 安全なコミュニティ:嫌がらせがあると、安心して交流できる場が失われます。私たちのコミュニティは、誰もが安全に感じられる場所であるべきです。
  • 信頼関係の破壊:嫌がらせは、人と人との信頼関係を壊します。互いに信頼し合い、支え合う関係を大切にしましょう。

では、どうすればいいのか?

  • 思いやりを持って:言動には、常に相手への思いやりを持ちましょう。相手がどう感じるかを考え、優しさをもって接することが大切です。
  • 違いを受け入れる:私たちは皆、違う背景や経験を持っています。その違いを理解し、受け入れることで、より豊かな交流が生まれます。
  • 相談する:もし嫌がらせに遭遇したら、または誰かが嫌がらせをしていると感じたら、遠慮なく相談しましょう。一人で抱え込まず、コミュニティを支えるシステムや仲間を頼りにしてください。

みんなで守る、心地よいコミュニティ

  • コミュニティ内での嫌がらせは、ただちにその場の雰囲気を悪くするだけでなく、長期的にはコミュニティの健全性を損なうことにもつながります。私たち一人ひとりが、互いに尊重し合い、思いやりを持った行動を心がけることで、セカンドライフを、もっと楽しく、もっと安全な場所にすることができます。心地よいコミュニティは、私たちの小さな心がけから生まれます。一緒に、より良いセカンドライフを作り上げましょう。

Second Lifeは、私たちが想像力を自由に表現し、さまざまな体験を共有できるユニークな場所です。ここでは、アバターを通じて自己表現を楽しみながら、世界中の人々と交流できます。しかし、この自由が、他人を威圧したり不快にさせる行動に使われることがあってはなりません。

バトルエリアやロールプレイをする場合はどうしたらいいの?という場合は「バトルエリアやロールプレイエリアでのガイドライン」を読みましょう。

物理的な「暴行」はどういう形をとるの?

  • Second Lifeでは、アバターを押したり、飛ばしたりするスクリプトやアイテムが存在します。これらは、他のユーザーに対して不快感や恐怖を与える可能性があります。
  • 武器の外見をしたアイテムや、攻撃的なポーズをとるアニメーションも、他人を威圧する形となり得ます。

アバターの外見の影響

  • アバターの外見は自由に選べますが、その自由が他人を不安にさせるような選択につながることがあります。恐怖を感じさせるようなアバターのデザインや、攻撃的な服装は、コミュニティ内での安全な環境を損なうことになりかねません。

仮想世界の影響は現実の心理にも

  • 多くの研究によって、仮想世界でのアバターに対する攻撃や威圧的な外観が、現実の身体的な暴力と同様に、受け取る側の脳にストレスや恐怖を引き起こすことが指摘されています。このような行動は、仮想世界であっても、人々の感情や心理状態に深刻な影響を与え、長期的なストレスや不安を引き起こす可能性があります。

私たちにできること

  • 配慮あるアバターの選択:自己表現は素晴らしいことですが、他のユーザーを尊重し、不快にさせないようなアバターの外見を選びましょう。
  • 平和的な交流:問題が生じた際には、暴力的なスクリプトやアイテムを使うのではなく、対話を通じて解決を図りましょう。
  • サポートを求める:自分や他人が不適切な行動に遭遇した場合は、遠慮なくサポートを求めてください。コミュニティは、あなたを支援するために存在しています。

安全な仮想世界のために

  • Second Lifeでの体験は、私たち全員が安全で快適に過ごせることによって、より豊かなものになります。暴行や暴力のような行動は、この素晴らしい仮想世界を楽しむ上で許されることではありません。私たち一人ひとりが、互いに尊重し、支え合うことで、Second Lifeをもっと素敵な場所にすることができます。みんなで、安全で心地よい仮想世界を守り、育てていきましょう。

Second Lifeなどの仮想世界において、一人ひとりが他人との間に自然と持つ心地よい距離感、つまり「心の安全圏」を尊重することは、健全なコミュニティを築く上で非常に重要です。この「心の安全圏」は、私たちが安心してリラックスできる個人にとっての「心理的な距離」や「プライベートゾーン」を意味し、相手を尊重し、安心感を持って交流するための基本的なエチケットとなります。

なぜ「心の安全圏」を尊重することが大切なのか?

  • 快適な交流のために:アバター間の適切な距離を保つことで、互いに快適なコミュニケーションが可能になります。急に近づき過ぎると、相手を不快にさせる原因になることがあります。
  • 文化的な違いの理解:文化によって、快適と感じる距離感は異なります。多様なバックグラウンドを持つユーザーが集まる仮想世界では、このような違いにも配慮することが求められます。
  • セキュリティ感の確保:特に新しい人との交流では、相手のセキュリティ感を考慮し、適切な距離感を保つことが重要です。突然の密接な接近は、相手にストレスや不安を与えかねません。

実践するためのヒント

  • 相手の合図を見逃さない:相手が後退したり、会話を避けたりする場合は、それが「もう少し距離を置いて」というサインかもしれません。相手の反応に注意を払い、必要に応じて距離を調整しましょう。
  • コミュニケーションを大切に:不明確な場合は、直接コミュニケーションを取ることで、相手の快適な距離感を尋ねることができます。

まとめ

仮想世界における「心の安全圏」の尊重は、相手への敬意を示し、お互いの快適な交流を促すために不可欠です。Second Lifeを含む仮想環境での交流では、現実世界のエチケットを踏まえつつ、仮想特有の状況にも配慮した行動が求められます。相手の「心の安全圏」を尊重することで、より豊かで安全な仮想世界の体験が可能になります。

Second Lifeは、その自由度の高さが魅力の一つですが、この自由を維持するためには、私たち一人ひとりが責任を持つことが求められます。特に、アダルトコンテンツや性的な行為に関しては、一部のユーザーにとって不快や恐怖を感じる原因となり得ます。自由を享受することと同時に、他者への配慮を忘れずに行動することが、共に快適な仮想世界を築く鍵です。

自由の背後にある責任

  • 共存するための配慮:自由だからといって、すべてが許されるわけではありません。他者が不快に感じる可能性のある行動は、特に慎重に行う必要があります。
  • 多様性の尊重:Second Lifeは多様なユーザーが共存しています。性的なコンテンツに対してポジティブな人もいれば、そうでない人もいます。この多様性を理解し、尊重することが大切です。
  • 適切な場所での行動:性的な表現やアダルトコンテンツは、プライベートな空間や許可されたエリアでのみ行うべきです。公共の場所でこれらの行為をすることは、他者への配慮に欠ける行動となります。

まとめ:自由と共生のバランス

  • Second Lifeの自由を守り、さらに豊かにするためには、私たち一人ひとりが責任ある行動を取ることが必要です。自由を享受することと同時に、他者への配慮を忘れず、共に生活するすべての人にとって快適な仮想世界を目指しましょう。自由のために、私たちの行動には配慮が伴うべきです。一緒に、Second Lifeをより安全で、より楽しい場所にしていきましょう。

詳しくは、レーティング区分、コンテンツガイドラインをみてみよう。

  • 相手の秘密を勝手にSNS(不特定多数の人が見る場所)などに書き込まない
  • 相手の秘密を勝手に探らない(つきまといや盗撮盗聴)
  • チャットやIMの内容を勝手に公開しない

個人情報のことです。会話をしていくうちに相手のいろんなことを知るかもしれません。 その中でみんなに広めたい面白いことがあって、こういうことあったよって話したくなるかも。 でも、よく考えてみて。あなたを信頼して話してくれたこと、それをみんなにお話するのはだめなんです。

あなただから話したこと、特定の人にあまり知られたくない知られると困ることもあります。 あなたが広めてしまった「広めてほしくないこと」が原因で、喧嘩が起きたり、なかよしだった人たちがバラバラになるかも。 あなたにとって、些細なことだったとしても、相手にとって重要なこともあります。 あなたは自分で判断して相手に関することを、勝手にしてはいけないということです。

多くの人を妨害する行為全般をしてはいけません。

  • チャットやIMやアイテムなどを必要以上に送りつける
  • アイテムを無限に複製して周囲に撒き散らすもの
  • 大きな音で相手の行動を妨げる
  • 広告や宣伝を繰り返し行うこと
  • 言い争いなどで多くの人を巻き込むこと
  • 他人を扇動して違反校行為をさせること
  • モデレーターやリンデン職員の判断を不満に感じそれをもとに罵倒する行為

別のユーザーのなりすまし、別のユーザーのIDの盗用などのしてはいけない。 友人同士の行為であっても、問題になることもおおくあります。

コミュニティスタンダードに違反すると、アカウントの停止、違反が繰り返されると、SecondLifeCommunityから追放される可能性があります。